ねったんエピソード・4
 2009.03.16 Mon 18:50
まだまだ行きます。
今日は三連発です。

んー……。ここでイキナリですが、イーハトーヴの話を致しちゃいますね。

うん、思い出すのも嫌な話も含みますが。

当時、中学一年生だった私。その時、回りからかなりイジメを受けていたんですよね。

ゆんの本名は「ゆか」といいます。これ以上の個人情報を自分から晒し上げる(笑)のもどうかと思いますので、漢字表記じゃないのは御容赦くださいね。

本題に戻って……、まぁ、友達だと思ってた子が「『ゆかちゃんみたいな変な子と一緒にいるのやめなよー、ハブられるよ』とか言われた」とか言うんですね。しかも無言電話までかかってくるし、何かあるとクスクス笑われるし……。

私が変な子と言われるのは、宝塚が好き!というのを全面的に押し出していたから……みたいです。当時は現在みたいな「アクア5」みたいなポップなイメージなんてなかったもんですから、宝塚が好き=変なものが好き=変な子=排除対象という構図が出来上がってしまっていたんでしょうね。そしてそれ以外にも、私は周りとは違う雰囲気の子供でした。個性的な子が変な子としてイジメを受けるのはあまりにも理不尽でしたが、友達にまで「変えた方がいい」と言われてしまい、精神的に参ってしまっていました。

そんな時に、イーハトーヴ夢と恩師に出会いました。ねったんが演じていたジョバンニの親友のカンパネルラ。彼だけはジョバンニを認めていてくれた人だったんですね。そして、その想いはいじめっこのザネリに何を言われようと変わることはなかった。そしてカンパネルラは賢治の妹のトシにも重なってきて……。
二人の死にはボロボロ泣きました。唯一認めていてくれた人がいなくなるほど、辛く悲しいことはないですから。
でも、ジョバンニも賢治も頑張ったんですね。物凄く頑張った。だから、賢治は様々な優しい友人に囲まれて、お父さんにも誉められて認めてもらえた。そしてジョバンニもザネリ達と分かり合えることが出来た。(あ、これネタバレだなぁ(;´д`))

その公演が終わった時、私は思いました。

「私にはカンパネルラみたいな星はいない」と。
でも、賢治やジョバンニは失ってしまったんです。最初からいないのと、いたものを失ってしまったのでは、悲しみの度合いが違う。それでも、二人は頑張った。無我夢中で物語を書き続け、無我夢中でカンパネルラのいた証を示そうと。
私は何もまだやってない……と。それなのに何かに絶望したり、いじけたりするのは、もう止めようと思いました。

だから、担任の先生に相談しに行けたし、その担任の先生は「あなたはあなたのままでいい」と言ってくれました。

だから、無我夢中で頑張ることができました。
認めてもらえないなら、認めさせるまで頑張る!!と何にでも挑戦しました。合唱コンクールの伴奏を始めとして、生徒会の立候補や部活のレギュラー獲得に、作文コンクールに。もちろん、勉強もおろそかにはしてなかったです。学年で上から21位より下がったことなかったし。(これは自慢してもいい所だよね(;´д`))

本当に、ねったんとイーハトーヴ夢と恩師(担任の先生)には感謝してもしきれませんね。人生を180度変えてしまえることが出来たのだもの。
うん。だから、ゆんは永遠にねったんLOVEなんですよー。

感謝の気持ちは、高校生になった時の読書体験記コンクールの原稿に託しました(笑)結果は……えへ。全国まで行きましたよ。
でも、まだまだ書き足りない。書きつくすことなんて、出来ない。だけど、言葉は私が死んでしまえば残らないから。だから、私は今もこれからも、書き続ける。それが、ゆんが小説を書く原点になってるんですよね、きっと。

でも、そんなのは皆の得意分野でやってけばいいと思うよー。ゆんがタマタマ書くのが得意だったから、ねったんと恩師への感謝の気持ちを文にすることに見い出しただけですから。

何かを自分らしく、表現すること。それを皆様が見い出して頂けたら、私も嬉しいなって思います。

そして、イジメは本当にダメです。人の希望を摘み取ってしまうのだから。だから、イジメられている人は自分が悪いとか思わずに、身近な人に相談しながら立ち向かっていく勇気を、そしてイジメている人は止める勇気を、分かり合おうとする勇気を持ってください。きっといつか、希望が見えてくるはずだから。

最後は説教臭くなってすいません。
以上、ゆんでした。

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