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「銀さん、お腹空いたんですけどォ〜」


『ちょっと待っt…って!!!その布団、干してるやつじゃない!!!』



銀ちゃんは、干していた布団を
リビングに持ってきてゴロゴロしていた。

それも、私の分まで持ってきていた。


今日は、天気がいいからと干していたのに…



「これでも十分、ふかふかだぜー。」



あー、せっかく夜にそのふかふかを、感じたかったのに…




『……最悪。』


「えぇ?!何、そんなに持ってきたら駄目だったのかよ?!」


『………』



あー、もう無視だ無視。

あんなのは、無視しよう。




ぎゅっ…



『?!』



突然、銀ちゃんが後ろから、私を抱き締めてきた。

そして、耳の近くで言う。



「悪かった…機嫌直せよ。」


と、軽くキスをしてきた。



あー、これで機嫌直さない人なんていないでしょ…



『…いいよ//』




何したって、最後は許しちゃうのよね(笑)






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