※温い性描写アリ
女の喘ぎ声には飽きた。いっつも同じ言葉しか言わないし、正直男の方がまだましかもしれねぇ。
そう思ったのはいつのことだっただろうか?今は強敵だった筈の、真田幸村を抱いている。
最初は破廉恥だって言っていたが最近はこういう『行為』にも慣れたのか顔を真っ赤にさせて感じていた。
「あっ!政、むにぇど、ふあ!」
「はっ、お前は締りがいいなっ」
「にゃあっ!いっちゃ、う!」
ぐちゃぐちゃと淫乱な音をたてて、幸村は生理的なのだろうか涙を流す。俺にはそれが綺麗だと思った。
ドクン
と幸村の中に欲を離し、はぁはぁと荒い息をする俺達。
嗚呼、いつからだろうか?こんな関係になったのは。
俺には、もうよく分からない。だけど、こんな関係が愛おしく感じた。