握られた手は冷たかった
幼さは枷として
切り離した理性
どうやら逃れることはできないようだ
うそつきしょうねんのまつろ
ペテン師は恋に落ちた
君を傷つけることはしたくないのに
欺瞞することでしか生きられないんだ
ピエロはその仮面を剥いだ
そしてうそつきしょうねんはXXX。
代償を払い己を傷つけ
愛する人を裏切っては
残ったの僕一人
世界に絶望し、死を欲する
僕に生きる意味などあるのでしょうか
植え付けられた記憶は痛みと共に
手加減はしたのよ
もう戻ることなんて不可能だから
見たくないものは塗りつぶした
道化師は嘲り笑う
よって世界は終わりを告げた
「これでいいんだ」と飴をなめた
そんな綺麗な顔しないで
かいだことのない女の匂いがした
まるで人魚姫のように
隠れ忍び泡になって消える
そんな風にはなりたくない
毒リンゴをかじり
永遠の眠りにつく
そして僕は目覚めることはなかった
堕ちてあげましょう。貴方と共に
考えることはもうやめたんだ
真っ白な部屋に僕一人
捨てるつもりなら最初から
水中ロンリー
吐き捨てる勇気もない
立ち止まった恋心
はやくすくいとって
仮面を被ったように表情がない
本当の君を教えてよ
空虚感に包み込まれて
ワガママを具現化したような
水面に映るは醜いお顔
歪む笑顔、霞む景色
水平線の恋慕物語
どうすれば解凍するかな
死にかけの蝶の余喘
君のこと嫌いじゃなかったよ
手の届かない空に消えた
決別してた感情