名門の殺し屋学校、藤波学園に在学していた頃に生徒会長だったｱｰｽ･ｿﾙﾌｪｰｼﾞｭは、ある日、自由を失う呪いを受けた。
ｱｰｽの最も信頼する後輩のﾈｵ･ﾘｰﾄﾞも、以前の人格を剥がれた。
一年に一度、全ての呪いが効かない聖なる夜にしか本来の姿に戻る事が出来ないｱｰｽは、ﾈｵと共に呪いを解く為に為情報収集に務める日々。
そしてある日、その人物は日本に居るという情報を手に入れ、彼等は早速日本にとんだ。
そこで呪われた二人が出会ったのは、愛情を憎しみに変え鬼と化した少年「尚也」。
弱さと強さを魅せるその少年に惹かれ、ネオは尚也と契約を結んだ。
その事を切っ掛けに、世界はどんどん歪んでいった。
愛情、友情、変質の裏に隠された真実、繰り返される殺人。
彼等に残された最後とは─…。
世界から、憎しみが消える事は無い。
