置き詩
ヒトリ ヒトリノ コトバ…
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()<<..Valentine Mission
By
彩 愛 美
12/02/05 23:46
ライトブラウンのジャケットが
まるでチョコレートみたいだよねって
バレンタインが近付いて来ると
妙にリアルに聴こえて来るよね
想いをパズルみたいにして
いろいろな言葉で探りを入れてみるけど
直接的に聴けないのはやっぱりまだ
恋人にはなりきれていない淋しさね
ここ一番の勝負どころよと毎年悩む
今年の作戦はまだ思案中だけど
寒さに凍る 窓ガラスも
ワイパー一つでは拭き取れなくて
ハンドルさえあまりの冷たさに
直ぐにあなたを追い掛けられない
ただの仲良しじゃ嫌よ
それ以上もっと先の関係で居たいと
あれこれ何かと頑張って来たけれど
恋人への遠い道のりは険しくて
大雪に挫けてこれ以上一歩も歩けない程
負けそうな気持ちを強く抱き締めていてね
今年こそちゃんと想いを伝えよう
何時までも曖昧なままでは居られないから
今日の為だけに全て賭けてここへ来たのよ
どうかこの想いあなた受け止めて
H001
()<<..銀色の小瓶
By 夜中遼旅
10/05/15 11:32
夢オチ 寝オチ
みんな落ちてく 沈んでく
たとえばゾル
たとえば湯船
微々たる主張を
望まぬ不運を
降ってくる
降ってくる
雨のような気軽さで
フケのような手軽さで
W53S
()<<..風に乗って
By 漣
10/01/16 21:47
空飛ぶ紙ひこうき
もっと長く
もっと遠くへ
風に乗って
僕の想いを連れてって
pc
()<<..短歌と三行詩
By 宇佐 世白
10/01/11 12:37
創られた箱庭の中で迷いつ 美しければ何の隘路か
つくられた はこにわのなかでまよいつ うつくしければ なんのあいろか
そのケースの中には細雪が降っている。
冷たいこの手は、何を掴もうとしているのか、未だに判別出来ない。
迷いの無い目なんて、在り得ない世界で。
F01A
()<<..ラプソディ
By かいる
09/12/16 19:27
くちびるに羽毛
くすぐるメロディー
こころが聴こえて
びくりと震えた
いつも いつだって
その難解なリズムは
真っ直ぐに この心に
響いては溶けてゆく
きみのこころの
つんざくような叫びは
七色の五線譜の上に
小さなスコアを描いた
わたしはそれを
愛おしく眺めながら
「聴こえているよ」
「聴こえているよ」と
そらに星くずの
花火を打ち上げたのだ
W53H
()<<..fake
By em
09/10/20 10:00
無秩序に身を任せた街
消える事ない争いと
見せかけだけの繁栄が
哀しい調和を繰返す
赤く染まる大地は
揺るぎない正義の為?
漆黒に包まれる空は
愛する者を守る為?
歪んだ世界を見下ろす丘で
両手を広げた基督が嘆く
W65K
()<<..銀の匙
By きゅー☆
09/09/21 21:22
雛鳥が 生まれて初めて
見たものを慕うように
いつもきみが側にいてくれるなら
毎日 口移しに愛を運んで
食べさせてあげられるのに
水に棲む 魚たちは川をのぼり
清らかな流れの中で 生まれよと
傷ついて 鱗も剥がれることも厭わない
きみにも 詰まらないことに囚われぬように
安らかにいて欲しい
時計の針が 夜明けを指す頃
あさげの支度はじめる
きみはまだ寝ている時間だろう
父さんの御前にご飯を供えたら
わたしもひとり あさげをいただこう
きみがいた頃のように
お食い初めの時に 買ったスプーンで
おかずを取りお碗に取ったら
今日も一日 幸せでありますように
手を合わせて 祈っています
W52CA
()<<..自己
By 菊千代
09/01/26 21:34
浅はかな考えだと
甚だ解っている。
解らないのは自分自身だから
だから自分自身の胸を切り裂いて
中身を確認中。
痛烈な記憶が及ぼす過去の言動に
本当の僕は居るのだろうか。
私は俺はあたしは誰なのか、
苦いのか甘いのか幸せか不幸か
なんにも解らないよ。
周りを見る余裕なんて
ありゃしない。
今すぐ自分を分解して
隅々まで一生かけて
核を見つけ出すまで。
W62SA
()<<..ふわふわ、
By MK
09/01/23 13:28
気付いてる?
あなたの背中
あたしの気持ちで
つきさしてるわ。
そのうち血なんて、
出るんじゃない?
あなたが気付いてくれないなら
どこまでも
ついていくわ。
気持ち悪いなんて言わせない
こんなに愛しいんだもの。
P904i
()<<..〆虹
By 魂☆
08/11/29 11:09
また逢えるように
虹をかけてみた
お互いを求めて
喉も渇くだろう
汗もかいただろう
潤いを求めて
お互いを求めて
また逢える日まで
〆
W62H
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