城の上級兵士
2009.12.08 Tue 02:31
「あ〜〜」
いかにも、疲れている様な声を出してベッドに倒れ込んだのはイーグロだった。
「貴様!また酒を飲んだのか!ディクロも!夜遅くまで飲むから苦しいのだろう!」
またイーグロはノロノロと起き上がった。その反対にディクロはてきぱきと動き、朝の身支度を終わらせた。
外までもバランとイーグロの口喧嘩が聞こえている。
外には顔を不機嫌な顔で洗うディクロと兵士全員の洗濯を干しているスクツが外にいた。
「ディクロもお酒を飲んでいるのね?珍しいわね?」
「ただイーグロの付き添いだ。」
「そう?」
スクツはクスクスと笑いながら洗濯を干していた。
この後はいつも通りに自分に与えられた仕事をするだけ。
御言葉
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