お出かけの仕度
 2009.12.22 Tue
アン『主、何をしている?』


あ、アン。

今日出掛けるので、その仕度をしてるんですよ。


アン『…一緒に行ってもいいかしら?』


もちろん。そのつもりでしたからね。



翡翠『何をやっているのですかぁ★ひぃも入れてなのです〜 わ〜キラキラ、化粧品いっぱいなのです


今からアンと出掛けるのですよ。


翡翠『そうなのですか!主、ひぃも行きたいのです★』


あ…ひーちゃん…。



アン『翡翠は留守番よ』

翡翠『何故なのですか!!?ひぃだけ除け者なのですか


ひーちゃんを連れていく手段がないからね。


翡翠『…そうなの、ですか。』



ごめんね。いつか一緒に行こうね。


翡翠『いいのですよ、主。ひぃはお姉さんなのです。一人でお留守番できますのです。………うぅ…一人…』




ひーちゃん?



翡翠『うぅ…ひぃは大丈夫です…寂しくないのです…お姉さんなのですから、一人でお留守番…できるの…ですよ………』


アン『…翡翠』


明らかに落ち込んでますな。




翡翠『うぅ…主〜やっぱり一人は寂しいのです〜ひぃお留守番怖いです〜!!!!』

アン『……はぁ…いいわ主。私も留守番するわ。』


翡翠『…本当なのですか?アン』


アン『翡翠が年甲斐なく、わーわー泣かれるのが見苦しいだけよ。』



翡翠『ありがとうなのですアン!アンはいい子なのです★嬉しいのです



なんだかんだ言って…仲良くてよかったわ。


それでは、二人とも留守ヨロシクね。

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