XX XY

小説「XX XY」をupしました。

長編で詰まってたときに
書きかけで放置していたのを
思い出して
仕上げてみました。

二次創作って世界でこそ
公認のようなもので
世間に出たらやっぱり
待遇がよくない同性カップル。

今回、男女ってものを
真剣に考えてみました。

男ってなんだろう、
女ってなんだろうって
思ったときに

どちらもあまり変わらないように
思ったんです。
ただ、体が違うだけ。

精子が持つYかXかで
男女の違いが決まるそうですが

その小さな違いは世間に出ると
とても大きな違いになってしまう。

本人同士がよければ
本当にいい話なんですが
世間はやはり冷たいです。



総悟はミツバが
いたから余計に
男女ってものを意識するんじゃないかと
おもいます。

自分達が幸せで
運命だとまで思える
この関係をきっと誰にも
否定されたくないでしょう。


土方さんは
総悟が大好きで大切で
あらゆるものから
守りたいと思ってます。

総悟だから―…の
気持ちに本当に偽りがありません。

間違いだなんていわれても
それがどうした!って気にしません。

でも総悟は自分が男であることに
罪悪感を抱えてしまうんです。

俺が女だったら大通りを手繋いで
歩けるのかな、なんて考えてしまうんです。

それでも
土方が大好きで仕方がないから
この関係をやめる気はさらさらない。
けれども大好きだからこそ
誰にも否定されたくない感情が生まれる。

そんな複雑な気持ちをがんばって小説にしました。
すこしでも感じてくれるとうれしいです。




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