【詩】 撫子色の声 煉さんより
2013.03.20 Wed 00:00
淡い白緑(びゃくろく)の夢
濃い薄墨色の現実
夢は叶わないのでしょうか
いいえ、いいえ、きっと叶うのです
夢は余りにも色彩薄いので
濃い現実の色に押されてしまうのです
けれど、けれど、強く望めばどんなに薄くても濃い色に勝てるのです
時には薄くなり過ぎて
見えなくなり迷うこともあるでしょう
混乱して己を傷付け薬に頼る時もあるでしょう
いいじゃない、たまには
苦しいけれど、辛いけれど、
その分強くなれるの
凛とした芯の強い
色になれるのです
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