父さん、母さん…
僕は人生という名の道を大幅にコースアウトしているようです……
+能登学レンジャーズ爆誕+
#ブルーと本と図書館と*
「会長……本当に大丈夫なんですかぁ?」
「心配はないさっ!」
ひょんな事から変人達の生徒会に入り、メンバー集めを手伝ってほしいという要望に…………
なぜか!なぜかノってしまい!
会長の白島さんに振り回され…
今に至る。
…こんなんで本当メンバー集まるのか……?
「………大丈夫だよ☆!」
間が〜!!間がぁあああ!
「ちょっと…図書館に行ってきます…」
この会話が耐えられなくなり僕は席を立ち、生徒会室を後にした
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はぁ〜…やっぱり図書館は落ち着くな……
学校に来て早一ヶ月…大半の生徒はまだ学校内を把握していないことだろう。
僕もまだ全ては…能登学はものすごく広いからな
だが特定の場所、興味のある場所ならもう頭に焼き付けてある。
その中の一カ所が図書館だ。
ガチャ………
横目でカウンターの青髪の生徒を見て徒士は彼の前を通り過ぎようとしていた。
(あの人毎日いるよなぁ…
徒士は青髪の生徒のことを歩きながら考えていた
ずーっとカウンターで本を読んでいる気がする…
本から目を離すときは、貸し出し返却の人が来たときぐらいか?
「………何か用?」
いきなりカウンターの生徒が話しかけてきた。
「えっ……あっいえ…」
しゃべった〜…!!
「用がないなら…どいた方がいいよ…邪魔みたいだから…」
えっ…と徒士が振り返ると入口のところで人がつまっていた。
…It continues…