前回僕は能登学の変人達の集団へと足を踏み入れてしまった…
+プロローグ+
「では自己紹介といこうか!」
別に乾杯じゃないんだから、そんなに元気よく立ち上がらなくても……
それより一つかなり疑問な事が………
「あの……「それでは私からっ!」
徒士を全く無視して楓は偽マイクを持ち出した
「あっあの!!」
楓に負けじと声を張り上げる
「ん?なんだい?」
「今、会長とピンクの方と僕だけしかいないじゃないですか。他の方たちは?」
「…………他の人達?か」
「えぇ………」
嫌な予感が頭にザクザク刺さる。
「いないよ〜?」
停止した会長より先にピンクの人が口を開いた
嫌な予感は見事的中した
徒士はさらに疑問をぶつける………
「どうやって立ち上げたんですか!?生徒会!」
「それはだな!私の言葉で説得したのだ!」
どうやってだよ…
「………どんな事言ったんですか?」
「これから私が素晴らしい人材を集め最高の生徒会を作ってやる覚悟していろ!と言ったな」
楓は自慢げに言う。
呆れた……
そんなことが出来ると思っているのか…
僕はそれがどんなにアホなことか知っている…
でも……
「……いいんじゃないですか?おもしろそうです」
なぜ…………?
何言ってるんじゃ〜!僕!!!
心にもないことを〜!
「そうだろ!という訳なんだこれからは赤木くんにも協力をお願いするよ!」
「はい。」
いやいやいやいや!
やらないよ!?
何?はいとか。
何了解してんの!?
「よし!では宴を始めようか諸君」
「わ〜い*!」
(´Д`;)
もう戻れないようです……
「ではまず私から…」
オホンと咳ばらいをしてから楓は語り始めた。
「私は白島楓だ。この生徒会の会長を務めている!これから諸君らと素晴らしい生徒会を築いていこうと思う!以上!」
あっさりだな……
「じゃあ次は僕だね〜☆桃山兎美だよ!こう見えても高3なんだ〜☆しーちゃん(楓)とは中学の時に知り合ってねぇ(ノ>V<)ノ=☆生徒会にはおもしろそうだから入っちゃった☆ちなみに副会長なんだよ∀」
無駄に☆が瞬いている…
小さいのによくしゃべるなぁ……………………
?高3!?!?僕おもっきりタメ口きいてた……
てか、ちっせ〜++
「あっ赤木徒士です。よろしく」
シンプルザベスト
「よろしくだ!赤木くん!」
徒士より大きめな手が包み込む。
「よろしくね☆しーくん!」
徒士より小さめな手を包んでいった。
色々ツッコミたいことは、ありすぎる。
ので一つずつツッコんでいくことにしよう。
「君は書記だな。」
勝手に決まった
あーはいはいとカをはらうように手を振った
「あっそうだ、君レッドだからよろしくね赤木君」
あーはいはいと徒士は楓に手を振ってみせた
「はっ!?えっ!?なんですかレッドって!?なんなんですか〜!ちょっちゃんと説明してくださいよー!!!!」
…プロローグ=fin…