菊ちゃんとアントーニョ君
 2010.03.14 Sun 23:17
※保育園パロです。キャラ崩壊注意


「菊ちゃん菊ちゃん!この絵本読んだって!」

「…またですか?」

「やって俺まだ字読めへんもん!」


眉をハの字に下げつつ桃色ほっぺをぷっくり膨らませてそう言ったのはヨーロッパ組のアントーニョ君、5歳。行動力と悪戯にかけては人一倍長けているがおつむはちょっぴり弱いアントーニョ君。
そんなアントーニョ君がしきりに話し掛けているのはアジア組の菊ちゃん、5歳。思わずちゃん付けしてしまう可愛らしい風貌ですがれっきとした男の子。大人しく慎ましやかで利発な子です。


「…全く、仕方ないですねぇ…。早くアントーニョ君もひらがな読めるようになってくださいよ」

「えー!…そうなったら菊ちゃんに絵本読んで貰えんようになるから嫌や…」


困ったように呟くアントーニョ君。そんなアントーニョ君を見て菊ちゃんは思わず子どもらしくない笑顔で苦笑しました。
優しくアントーニョ君の絵本を持つ手に触れて小さな唇を開きます。


「アントーニョ君がひらがな読めても、私は絵本を読んであげますよ」

「菊ちゃん…?」

「アントーニョ君が望むのなら、ずっと…」

「…っ!」


綺麗に微笑むオプション付きの優しい言葉にアントーニョ君は思わず顔を真っ赤にしました。







…尻切れトンボ/(^O^)\
むしろこのまま書いてたら長編行きになりそうなので切り上げます(笑)反響が良かったら書きたいパロ第1弾・保育園パロでした!←

コメント(2)

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