('∀'B)

.

樹のお兄様が
格好よすぎる件<其の弐>


私「え、ちょ、訊いて!!今すぐ!!」
樹「嫌やけん…自分で訊け。」
私「静岡まで行けるかっ!!」

という、
くだらないやりとりの末…

樹「………」

…黙り込んでしまったぜ樹サンこのやろー。

私「………」

…あたしだって黙り込んでしまうんだぜ樹サンこのやろー。

「もしもーし」

私「いきなり黙り込むなや!」

「すまんすまんっ(笑」

ん…?
なんか軽い………?
でも声は樹サンに相違ない…はず。


私「……樹…ょね…?」

「当たり前やん!どうしたん??俺、普通に樹やし」

私「えっ…ぇっ……えぇと」

「変やけどどしたん??(笑」


……やっぱりおかしい……
『変やけど(笑)』は、ソックリそのままバットであなたに打ち返します。ピッチャー返しです。
樹はハテナが2個もつくような可愛い訊き方はしませぬ。

だいたい『普通に樹』って…普通じゃないなら何やねん!!


私「……お兄ちゃん…ですか?」

兄「あははっ(笑)そう、俺ゆうしろうだよー」


あぁ…………




  っ

     ぱ

        り

           …


続く……




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