★大石たまキングの伝説の石より☆Fw:オイシーツイート ( 桃吐マキルンゴのツイートに連動して) ★いいから笑
2019.06.04 Tue 09:12
二年まえに消えていたユニコーンが戻ってきたというツイートと見た 彼女は泣いたらしく虹の上を歩いてきたという話だ ユニコーンは見たことはないが手の中にある光の玉を僕はずっと手の中に隠し持っていた そうかユニコーンは居たのか その頃フェニックスは自らを燃やして飛び立とうとしていた
自分にはどんなエピソードがあるのかと瞑想していた いまの自分には宇宙に浮かぶという感覚はなく目の前に大きな岩山が現れ私の胡座の上に乗り上げ見たことない文字が空から降りそそいだ 船に乗り込もうとするとすでに定員はいっぱいで ユニコーンは悲しく僕を見つめた 青く燃えた身体は剣となった
お前は答を求めるためにこの船に乗るのかと問われた 屈強な男の持つ鎗は男にとっては答なのだろう 私は見つからないように光の玉を隠し 答など見つけようなどとは思いません 宇宙といえばミステリアスに聞こえるでしょうしかし私は答のない文字を書くことによってのみミステリアスとなるのですと答えた
あ
星砂がひっくり返り 砂時計はサラサラと落ちて砕かれ丸くなった 48億年 するとふれなくとも星時計は逆さになり銀河と他の宇宙が列べられた部屋を後にした 野菜を積んだ船が入港し宇宙の港にはチケットを購入しようと男女が集まり出していた ユニコーンの姿もなく 青く燃えていた私の身体は剣から戻った
キャンドルを持った女性が虹に歩いていく 虹は触れるとエナメルのようだけれど間隔を空けて透き通り しばらくすると虹自体も消えていた 石の鳥の宮殿 両腕を回しても届かない程の花崗岩で出来た門柱 見るものすべてがはじめてだった すると向こう側の山が赤々と燃え出しフェニックスは一つ地を扇いだ
イチゴのケーキを作るおばさんがいまはベリー系が人気だねと言って口の深い瓶からたっぷりのベリーをケーキの生地の上に落とし 焼き上がったらもういちどこのベリーを落として 鼻の奥には甘酸っぱい香りが広がる おばさんは隠し味はこのローズ 恋といっしょだよ なくてもいいけどね あったら嬉しいだろ
ユニコーンが帰ってきた 汗をかいていたのなら生きているという実感があるのだけど 汗もかかずに駆け前脚を上げて美しく静止した キャンドルでユニコーンが起きる 一隻が宇宙港を出港すると 窓際から光の玉が見えた もしかしてあの人 ユニコーンは青紫から黒色の飛行機となり真っ直ぐ光を追いかけた
[*前へ]
[#次へ]
戻る