20【動物】
2022.05.02 Mon 15:41
【天文】
初雪
○初雪や一番きれいな私でしょう
○初雪や一番好きと私たち
秋の風
○飯くふて廚そのまま秋の風
○秋風やめりかりとなり無愛想
初雪
○初雪や愛犬の名の502
春雪
○春雪やひとことひとこと時期となり
春雷
○春雷にむかしの事と思いけり
○ふんわりと抱きしめられて春の
雷
○駆け出した制服の午後春の雷
雪
○オムレツにかかるチーズや窓の雪
○降る雪や犬の脂肪のかたよりぬ
花曇
○新しき靴を替えたり花曇
蜃気楼
○静かさに赤子泣きたり蜃気楼
春光
○春光やご褒美となる猫の鼻
○春光や斜面下りて悪路なり
霞
○大杉や山のはじめも霞けり
○大阪の朝も霞みてブナの森
雪
○雪国やしつとりと板おとしけり
冬夕焼
○冬茜帰りしをまた強くせり
○少年や胸に詩集の冬茜
冬の空
○灯台の沖何も無し冬の空
冬の空
○寒空や翼置きたり海の上
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