【2001〜3】【339句】 2019 【3500句】区切りよくベティの画像はちがうので
2020.04.09 Thu 14:03
【2001〜3】【339句】 2019【3500句】区切りよく ベティの画像はちがうので
○長閑さや虫の世界の光なり
○長閑さや昆虫たちの羽開く
○長閑さや昆虫おびて羽開く
○長閑さや昆虫おびて開くなり
○長閑さや光をおびて開くなり
○長閑さの草に営む世界かな
○長閑さや草ぐさをわけ空の中
イイカモー
○ひとり待つ陽気に長き遅日かな
○ひとり待つ遠くに風の遅日かな
○ひとり待つ堂も越えたり遅日哉
▲人びとの心にゆらす菫草
▲とにかくも心に止まる菫草
▲すみれ草恋した人の光かな
▲すみれ草恋して君の光かな
▲行く人の見守りて待つすみれ草
○君の名を呼べばミモザの花となり
○ジュエリーをあなたの元にミモザかな
○ミモザ花飾られて尚花言葉
○ミモザ摘み飾られてなほ花言葉
○潮騒や聞こえてをるか木瓜の花
○風すこし放たれてをる木瓜の花
○風すこし放たれ木瓜の花にみる
○飾り箱うえに可憐な木瓜の花
○何事も思うことなく木瓜の花
○何事も一日に有り木瓜の花
▲亡き人やほどよく濡れて菫草
▲ふるさとを程よく濡らし菫草
▲わが旅をほどよく濡らし菫草
▲ふるさとや都会に有りし菫草
▲白木蓮ほとけの元に使えたし
▲白木蓮バス待そらに吸はれたり
【313句】
FCココカラ
○なんという花というたや勿忘草
○礼拝のむすめの摘みし勿忘草
○いちばんの近くの村へ勿忘草
○さくら餅あのひの空の帰へりかな
▲スカートの中や大きく風光る
▲春雪やみつめて枠に乱れたる
▲をだまき花師を求めゆくむすめかな
▲をだまきや謎に包まれ宿をとる
▲をだまきや理想の旅をめぐりたる
○バイク停め菜の花たるやこんな日は
○をだまきや離れて街を尋ねたり
○をだまきや離れて街の見えてくる
○をだまき花離れて街の記憶かな
○をだまきや都会を離れ記憶なり
○その人の小径を縫つて苧環の花
○その人の記憶と罪や苧環の花
○をだまきや記憶となりし罪となり
○をだまきの花見送る城の記憶かな
○をだまきに宿りし庭の記憶かな
○をだまきや産業革命開きたる
○産まれたる息子の朝にをだまきの花
○をだまきやその白肌に見返へたり
○をだまきや足跡を追うむすめかな
○趣に満ちたやしきの庭にをだまきの花
○チーズ量る女の店や勿忘草
○大天使舞い降りゆれる勿忘草
339句
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