2010.07.19
(銀土銀)会話文


銀「あっちーなホント今日どうかしてんじゃねーの」

土「どうかしてんのは手前だ万事屋、暑いならくっついてくるんじゃねーよ」

銀「だって」

土「あ?」

銀「腕ひんやりしてて気持ちいい」

土「汗だから!汗ばんでるだけだから!おま、気持ち悪っ」

銀「つれないなあ銀さん泣きそー」

土「勝手に泣いとけ」

銀「ああん」

土「離せコラ気色悪ぃんだよ」

銀「そんなこと言っていいんだ」

土「はあ?」

銀「そんなこと言って銀さんが離れていってもいいって事ですか」

土「ちょ、何言って」

銀「好きなのに!こんなに好きなのにィィィ!!」

土「ば、馬鹿やめろ、人が見てんだろ」

銀「傷ついた」

土「……悪かった言い過ぎた

これでいいか」


銀「…まあそんくらいで譲歩するか」


「「何の話だ?」」




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ギャグてきな会話文
二人とも暑さで頭沸いてます(沸いてるのは私だ)

2010.05.14
(沖土)

大きすぎる幸せから逃げたくなるのは
いつからだったか


「死ね土方」
「死ね総悟」

「名前、」
「あ?」
「名前で呼んだ」

「な…っ、昔からだろーが!」
可愛いと思わない
わけがない
こんな時ばっかり声を甘くする
騙されてはいけないのに


整った顔が、笑う

「好きですぜ、そういうとこも」

顔が 熱い
畜生やられた
なんて顔しやがる
声が、出ねぇ


「この程度で赤面たァ、ざまーねーな」


「……」




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会話文を書きたくて
ていうか最後のやりとりが書きたくて。

2010.03.27
(銀土)

「こんばんわ」
「もう朝だけどな」
「つれないなあ」
「いっぺん死ね
いや3回くらい死ね」

昨日の晩
来ると言ったのはお前だろうが

待ってしまった自分が恥ずかしくて
期待してしまった自分が子供じみてて

つい憎まれ口ばかりが零れていく

このやろう、昨日は仕事も手につかなかった

「ねえ」
「あ?」
「もしかして、待った?」
「…」

「やべ
すっげ嬉しい」


嗚呼そんな笑顔ひとつで許してしまえる俺も相当馬鹿だ

「ほんとはさ、もっと早く来る予定だったんだけど…聞いてくれない?」
「ああ」

俺は、馬鹿だ
世界で一番

一番ついでに一番幸せにも成れる気がした




(これから言い訳大会が始まるのだけど)




2010.03.08
(土山)

難しいものですね
やっとのことで想い合っても
同じ重さで想い続けるというのは

(心の声は、聞こえない)

副長はいつだって素っ気ない素振りで
俺を不安にさせる

夜は全身で愛してくれるから
辛うじて隣に居られるのだけれど

好きです、好きです、
多分俺からはこんな空気が滲み出ている
なのに副長といえば
暇さえあれば隣に居る俺をうっとおしそうにしているだけ

「!」
かと思えば
こうやっていきなり肩を抱いたり
(なんて掴めない人!)


心の声は、今日も聞こえない
だけど聞こえる時もあるんだ
(あいしてるよと)
だからこそ傍にいるんだと


最近わかってきました


2010.01.09
(土山)


副長の横顔が、ふと浮かんで会いたくなった
副長とは7日程仕事の関係で離れていた
たった、1週間
会って何を話すわけでもないのだけれど
小さく、首を振った

そうして浮かんだ横顔をかき消した

ほんの1週間で雰囲気を美化してしまったような
気恥ずかしくてもう一度目を瞑り首を振った


「山崎、」
振り返って、黙る
会いたかっただなんてうっかり言いそうになって代わりの言葉を探す

なんだか大袈裟で恥ずかしいじゃないか


「山崎、会いたかった」

ああもうこの人は
無愛想な低い声でこんなことを言うからずるい

「俺もですよ」

だって
1週間も会えなかったのだから
1週間も会いたかったのだから

(大袈裟だって構わない)


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甘ッ
甘いの書きたくて書いたくせにすみません←


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