時空越主・年齢逆転・異物投下
 2010.03.16 Tue

一年 → 六年   二年 → 五年
三年 → 四年   四年 → 三年
五年 → 二年   六年 → 一年



・六年は組は今日もてんやわんやの大騒ぎ
・変わらず面倒ごと厄介ごとに巻き込まれる日々
・何かあると分かっていても倒れている人、困っている人は放っとけない。だって良い子だもん
・六は組が校外実習を終え帰ってみると知らない女の人。曰く天女らしい
・特に興味は湧かなかった。しかし下級生はきゃっきゃっ、懐く
・天女は特に可愛いでもなく美人でもなく普通の人


・原作の彼らもいいけど年齢逆転の彼らも最高よね! しかも私モテモテじゃない。逆ハよね? これ逆ハよね?! 人生最高のモテ期をここで迎えられるなんてついてる。これも日頃の行いのおかげじゃない? 寝ても醒めてもトリップしたい!! ってお願いしてよかった!!
・みたいな感じの上辺しか見てなくて、頭の弱い子



・天女は原作が大好きでここを紙面上の世界でいつかは帰れると思っている
・紙面上だからギャグメインで絶対に死なず、もし万が一にでも危険な目にあったって助けてもらえると勘違い
・だから好き勝手し放題
・事務手伝いだけど懐く子達ときゃふきゃふっ
・食堂手伝いだけど下拵えには参加せず、きゃきゃっ。カウンターしかやりません
・当然、先生方からは評判悪い
・いつも夢主(以下デフォ名──久美子)はギリギリの時間に食事を取るか、すっごい早い時間に取るので顔を合わせた事はない
・ある日、いろは合同の演習で遅れて食堂に
・六年と一緒に食事して、あわよくば恋なんてと目論む天女がいた
・きゃー、みんな格好いい! きゃー、どの子と恋しようかしら!!
・だけど、その中心にいたのは久美子
・目をつり上げ、何あの子!! 女のくせになんで忍たまの中にいるのよ!!
・だけど久美子以外の忍たまに印象を良く見てもらおうとニコニコ

・久美子の番になると「貴女はどの組なの?」「は組ですが」
・久美子を快く思っていないのがモロバレで周りはハラハラ半分。監視、観察半分

「ねえ貴女誰?」「は?」「なんでそこにいるの?」「は?」「だってそうでしょ。は組に貴女みたいな人、いないはずだもん」

・全六年生の視線が強くなるが気付かない天女「だって(元一は)六はの人数は一一人じゃない。貴女はなんでそこにいるのよ」「なんでって」「女ならくのたまじゃないの?」「……文句なら学園長に言ってください」


・その場はみんなのフォローで収めたが不信感は湧き上がる
・入浴後、は組は揃って庄左ヱ門と伊助の部屋へ。集まってすぐにおかしい、おかしいと不信感を口にする


「僕達の情報を知っているのか?」「でも可笑しいよ。久美子は一年の時から一緒だ」「うーん、与えられた情報が古いんじゃないの?」「もしくは自分は古い情報しか持っていない、取るに足らない人物ですよって事を言いたかったか、謝って口にしてしまったかだろ」「……それでも危険なのに変わりはない」「どうする庄左ヱ門」「そうだね……」


・話し合いの結果 →下級生を守るため討伐しよう!
・翌日の委員会の時に、い組とろ組にも伝えられる

・ネチネチのした苛めではなく、まずは相手を油断させるため仲良く
・裏では交代しながら監視

・天女がくのいちだとしても直ぐに動かないだろう。まずは地盤を固め、周りに自分を信用させる事から始めるはず(庄左ヱ門・談)

・同時に天女は久美子を快く思ってないので、一部六年を久美子の周りに集める
・天女に行動を起こさせるためだが、それに関係なくベタベタ
・それを見た下級生達もベタベタ
・特に一年と二年
・天女が目撃し嫉妬をメラメラ。そろそろだろうと六年は警戒を強めた
・しかし下級生を巻き込みたくないと一週間後の夏休みまで行動は起こさず、綻びのない作戦を練る


・夏休み突入
・六年生と当直の先生以外が帰宅(ただし、実家の手伝いのある者も帰宅)
・天女は六年とイチャラブしようと近付く。だが、すげなくされる


・なんで? どうして? 私は天女なのよ? みんなだって今まではチヤホヤしてくれたじゃない
・疑問は怒りとなり、怒りは嫉妬と姿を変え久美子へ
・かといって何も出来ない
・食事は学園長と事務員の慰安旅行に同行した食堂のおばちゃんに代わり久美子が作ってるから
・それに毒とか分からない
・そんな時だ。六年生の隙をついた侵入者と天女が出会ったのは
・自分は学園の関係者だと言い天女に近付く
・お茶でもどうですか? 侵入者に誘われるままに町の甘味処へ
・最初は自分の愚痴をぶちまけスッキリ。相槌を打ち親身に聞いてくれる侵入者に問われるまま学園内部を喋る


・見知らぬ人物と会う天女をアルバイト中のきり丸が目撃
・バイトを自宅にいた土井先生に頼み侵入者を追跡
・夜に学園に来たきり丸からその話を聞き、学園中に松明を灯し明るくして厳戒体制
・しかしその日は不審者の影はなかった
・朝の食堂(天女はまだ就寝中)でこれでは人手が足りないと帰宅中の六年生を呼び出す
・改めて現在の状況と対策を話し合う


・天女から事細かに内部の情報や建物の配置を聞いていたので、下見もなく攻めてくるとある城の忍衆
・あらかじめ予想していた場所から忍込んできたので配置されていた武闘派と開戦
・別の場所を警戒していた六年達には閃光弾を打ち上げ知らせる
・たまごとは言え六年は歴代最強と言われているので忍衆の劣勢

・歴代最強……一人の落第者も出さず六年生までのし上がった猛者達

・忍衆の死体は生物委員が飼い慣らした狼と熊で処理
・学園中が血の匂いで充満し不穏な音で満ち、天女が訝しみ部屋から出る・偶然、あの時の侵入者と鉢合わせ
・顔を綻ばせ嬉しそうに駆け寄った時、ざっくりと首を切られた。そこで利用されたと聞かされる


・すべての忍衆の退治が終了し日が上って天女の死を知る
・劣勢を知り自害したか用済みとして始末されたのだろうと解釈
・諸事情で学園を開けていた当直の先生が戻り頭脳派が事情説明
・ほかは学園内の清掃
・まだ血の匂いは残るが元通りの学園に当直から連絡を受けた先生方が集まる


・なんやかんやあって夏休み終了
・元通りの平穏で和やかな学園に戻った
・めでたしめでたし


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