☆ゴトウ戦勝利後。


ゴ「俺を…倒せばどうなるか…
考えなかったのか…。」

ヒ「え? どーゆ事だ!?」

カ「オザワは俺がトドメをさす!!」


ゴ「ええええっ!?
ちょっと待て!? この場面じゃないだろう!
というか、トドメ以前に死ぬし 俺! 」

ヒ 「ゴトウさん…最後の言葉変えないで下さい。」

ゴ「いやいや、しかしカオスの行動はいいのか!?」

ヒ「いや、だから喋らないで下さいってば!
お前は既に死んでいる! 」

ゴ「北●の拳!?」

ヒロ「はい、退場。」

ゴ「気になるってば。」

ヒ「で、カオス、出番はまだかなり先なんだけど。」

カ「すまねー早くオザワにバックドロップをしかけたくて、とりあえずそこかしこに居た、あのおっさんにやってしまった! オザワに重ねて。」

ゴ「…俺はバックドロップでトドメをさされたのか…
しかも無差別…本当にたちがわるいな…。」

カ「でもまぁ、結果的に倒したんだからいいだろ?」

ゴ「よくないぞ!?
この展開はバグもんだぞ!?」

ヒ「まぁいいよ、分かって反省しているなら。」

ゴ「笑顔だ。眩しいくらいの。」

カ「よし! この調子でオザワにはタイガースープレックスをくらわせてやるぜ!!」

ヒ「悪魔化してのそれは、そんなに強くないオザ…流石のオザワも一撃だよ!!」


ゴ「おい、」

ヒ・カ「…?」

ゴ「ふざけてないでいい加減に初期配置にもどれ。
…やり直すぞ!」

ヒ「はーい!」

カ「おう。」

ヒロ「そう言ってはやテイク25回目…さっきはロウ君が『力の使い方を間違ってます』ってやっちゃったのよね…。








みんな、自分の出番が待ち遠しいのは分かるけど…
ゴトウさんは出番ここだけなんだから協力してあげないと可哀想よ?」




その後このシーンはテイク83までいったという。





BLコンテスト・グランプリ作品
「見えない臓器の名前は」
第4回BLove小説漫画コンテスト開催中
リゼ