バカと天才は紙一重
 2009.08.14 Fri 22:47
「死蔵被服…て何?」
「あ?いーたんそんな事もしらねーのか?」
「そ、そういうお兄ちゃんはわかるの?」
「おう。バリバリわかるぜ」
「本当かよ康」
「諒んまで俺を疑ってんのか?死蔵被服ってのはよ、死んだ人を焼く時に着せる服の事だぜ」
「そうだったんか!」
「いーたん、それ康の嘘だから」
「え!?違うの!?」
「お前素で間違えたのかよ」







「死蔵被服ってのはタンスの奥深くに埋まっている、もう着ない着れない、忘れ去られた服のことだよ」
「おーさすが文芸部、将来の夢は小説家」
「…うるさい」
「え、小説家になりたいの?」
「………」

コメント(0)

[*前へ]  [#次へ]



戻る
「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
あきゅろす。
リゼ