kiss to lip
2009.06.13 Sat 15:27
小説書く練習として、今さっきの出来事を書いてみる。
「ねぇりょーくん、両目ともウインクできる?」
「できるよ。ほら、右、左」
ぱちぱちと眼を閉じてみせる俺。
「かはは、何、いーたんできないの?」
「…右ができない」
「へー。…ん?ほんとにできない?」
ほら、と閉じてみせるが右は開かないので両目ともつぶった状態になる。
「ね?どうしても右が」
続きは唇が塞いだので聞き損ねた。
いーたんの両目が閉じた隙を狙ってたのをいーたんは眼を開けてから解って、でもそれじゃあ俺の行動を止めるのには遅すぎた。
不意打ちだったから息が全然もたなくてくらくらするようだ。でも後頭部を押さえてるからどうしようもなかった。
「ん、んっ!」
「あ、わりぃ」
唇が離れても俺は離れない。そのまま頬、鼻、額とリップ音をだしながらキスをしていき、眼の横をキスした後やっと離れた。
「ほら、できてるじゃん」
「…へ?」
「右のウインクだよ。いっつも眼の横キスする時、やってるぜ?」
「うそ。…………できないんですけど」
「あれ?なんでだろうな。反射的なモンなのかな」
「そうなのかな」
「じゃあ今日から眼の横にたくさんキスしてやんよ。反射じゃないウインクの練習しようぜ?」
「イヤだね、断る」
キスは唇にするものだ、と言ういーたんに、俺はいーたんの唇にもう一度触れた。
…うわぁあああぁあああ////恥ずかしいなコレ。
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