独白
2009.12.30 Wed 04:40
言葉にしよう
どうしようもない
この悲しみかも
わからない感情を
私は、後悔や悲しみを乗り越えることをせずに今まで生きてきた。
だからか、そのことを振り返ったらどうしようもなく辛い。
例えば部活。
口では楽しかった、幸せだったと言えるけど、心の中は進歩がない。
まだあの日のまま、雁字搦めになったまま、動けないでいる。
辛くて沢山泣いた。
今でも涙が出てくる。
何に対してなのか、分かっているような気もする。
でも、立ち直れない。
弱いまま。
気がつけば思い出すことを拒否している。
悔しかった。
辛かった。
言えなかった。
言いたかった。
ねえ、私は本当にチームメイトなのかな。
怖かった。
役に立たない人間になることが。
必死だった。
マネ業でもなんでも自分の出来ることを探してしまうくらい。
それくらい、私は必死に必要だと思われる人間になりたかった。
本当は、違ったのに。
いまさらになって気づく。
私はプレーヤーとして必要とされたかったことに。
「マネ業のポジションを任せられる」
嬉しかった。
でも、悲しかった。
苦しかった。
痛かった。
言わなかったけど、一番辛い言葉だった。
間違えたのは自分。
やり方を間違えたのは自分だった。
今でも捕われる。
弱い自分に。
辛いと泣く自分に。
でも、もう越えて行かないとね。
乗り越えて、今度は本当に笑って話したい。
「今だから言うけど、私本当はプレーヤーとして必要とされたかったよ。気持ちは嬉しかったけど、あれほど痛い言葉って他にないよ。でも、そう言ってくれる貴方だから私は憎めないし、恨めないんだと思うんだ。だから、今度こそ心からありがとうって言わせて」
ありがとうって、言わせて。
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