※自慰/淫乱/失禁
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「ねぇ、イヴェール」
「……うん? どうしたの、ノワール」
「ふふっ、あのね? とても面白い遊び見つけたんだぁ……」
魔を孕み静かに笑う
「これは一体どういう事かね、ノワール」
信じられぬ光景を目の当たりに疑い、心の奥底から沸き上がる怒りを隠しきれず度を越えてしまい、賢者は静かに問いかけた。その声色は普段の優しい声をそのまま裏返した様な低さであった。
賢者からしてみれば、今視ている光景は到底思いもよらず理解し難いものだろう。
――イヴェールが産み出した闇、黒髪の同じ顔をしたもう一つの冬の天秤が、精液を全身に浴びた様なイヴェールの身体を根も深く犯しているのだ。それもその筈、イヴェールが唯一心を開く恋人、賢者が居る前で、堂々と、あたかもこうなる事を知っていて見せつける様に。
「ふふふ……っ、どうサヴァン。この淫乱なイヴェールの変わり様、ぞくぞくするでしょう?」
「ッあ……あ、あぅ……も、もうらめ、イッ、あ……あ……!」
「まだ駄ー目。ほら、サヴァンの前だから我慢しなくちゃ。ご褒美あげないよ?」
下品に表情を歪め賢者を一瞥しながら、ノワールは自身の精液を卑猥に纏い張り詰めた逸物をイヴェールの秘部を奥へと突きあがらせ、イヴェールの反応を嘲笑する。賢者に目を向けながら、子供に躾を言い付ける口振りを言葉する、そんなノワールに見兼ねた賢者は、普段の紳士ぶりなど一切見せる事なくとうとう怒りをに顕にした。
「今すぐその冬の天秤から離れ給えノワール!!」