線なき事と笑いながら。
 2012.06.25 01:10
意味のないことと思いながら、それでもたまに頭をよぎる事。

此処ではない場所に住んでいたら、ワタシの生活も人間性も、顔も形も違っていただろうと。

もしたられば、を嫌気がささず語れるようになりつつあるのは、自分が年を重ねたせいなのか、後悔という思いがあるからなのだろうか。

もし、自分が都内に住んでいたら、嗜好も荒み方も、貯蓄金額も違っていたと思う。
多分一番違うのは、夜の過ごし方だろうと、今は思う。
ふらふらと夜に徘徊するのが好きなワタシは、飲酒と場所に制約されて、今は余り徘徊出来ていない。
でも此が電車が沢山通った所にいたならば、話は変わってくるのだろうな。

でも、だからって今の生活を捨てたいわけではない。
寧ろ捨てたくないから、もしたられば、を話せるのかもしれない。
今の生活というより、今の人間関係を捨てたくないのだ。物理的距離も余り挟みたくないとも思う。

会社を通して培われた、人間関係を捨てたくないなんて、ね。
そんな日が自分にも来ようとは!

多分、自分が一番驚いている。
そうして、過去のワタシなら今の自分を絶対認めたがらないと思う(笑)。
此は所謂、成長、なのかしら。
それとも堕落、なのかな。

どちらにしても、夜を愛して、でも寂しさが増すのには変わりないから。

夜の過ごし方の充実を図りたい。

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