久不で幼少不憫妄想
12.25 23:03
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クリスマスですね。
私は兄弟が小さいのでいまだにサンタクロースの恩恵をうけています。
マフラーと靴下貰いました!(*^v^*) 一昨年は耳当て、去年は電気毛布とサンタクロースはどうやら私に防寒を強化させたいようです。
〜久不でクリスマス妄想〜
幼少期、周りのみんなが持ってるゲーム機が自分も欲しくて堪らなかった明王。
『ゲーム持ってないから明王はいれてあーげない!』
とか軽くハブにされてても◎
両親にねだっても家にそんな余裕があるわけもなく、申し訳なさそうに首を降る両親を困らせるわけにはいかず。我慢に我慢を重ねる日々だったけれど、ある冬の日名案を思い付く。『サンタさんに頼めばいいんだ!!』 それからサンタさん宛に“ゲームきがほしい”と手紙をかいて、煙突はないから窓から入ってこられるようにと鍵をそっと開けて………
『……――なんだよこれっ!!』
こんなのいらない!!
届いていた手袋を床に投げつける
なんでみんなには欲しいものあげるのに、おれはだめなんだよ…ッ!!
悲しくって悔しくて一杯一杯の明王は、母親の目に涙が浮かんでいることに、ましてやその手袋が手作りであったことなど気づきもしなかったのである……〜幼少期完〜
そして数年後道也に出会いくっつき迎えたクリスマス「欲しいものはあるか?何でもいってみろ」
「あ?別にいーよ」
「私が贈りたいから聞いてるんだ」
「………」
今だったら、昔に我慢してきたもの、なんだって手に入るのかもしれない。今さらあんなゲーム機ほしかないけど。…かといって今欲しい物が無いわけではない。新しいスパイクでも、気になっている映画のチケットでも、心当たりはいくらでもあった
「……いや、でも要らないんだ」
今の気持ちを形に残したら安っぽくなってしまう気がしたから。
プレゼントなんてなくてもこんなに幸せだぜって、遠い記憶を笑ってやった
恥ずかしい妄想を失礼しました(^o^)メリクリーッ
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