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放課後、私はサクラちゃんにもらったポッキーを食べていた。
あと数本で、なくなる頃…
「なに、食べてんのかなー?」
「せ、先生?!ごめんなさい…」
私の学校は、校則でお菓子を持って来ちゃいけないルールがあった。
…怒られる。
「すみませんでした、先生…」
「や、別にいいけど?そういうのめんどくさいから俺ってば言わないし。」
「そう、ですか…」
「でも、」
「えっ…」
ぐいっ、と先生は私の腕を引っ張る。
「俺を待ってる間に、菓子を食べてるなんて…なんで俺にくれないの?ヒナタ。」
「…せ、先生…」
「“先生”じゃない、だろ?」
「……ナルト、さん…」
私は顔を真っ赤にして言う。
「よし、よく言えました。…じゃ、俺にも分けて?」
ナルトさんはにっこりと笑って言う。
「あ…もう最後の1本なので…ナルトさんにあげます。」
「なんだ、最後か…じゃあ、」
ナルトさんは、私が持っていた1本を私の口の中に入れてしまい…反対側から食べ始めた。
「?!」
さく、さく…とどんどん食べ進めていって、顔が近づく。
そしてあっという間に…ちゅ、と柔らかいものが触れた。
びっくりして、体が固まる。
触れて、すぐに離れたけれども…
もぐもぐ、ごっくん。
「ヒナタもいただきます。」
そしてまた、触れた。
触れて、離れて…また触れて。
ぎゅっ、と優しく抱きしめられていて、心臓がバクバク高鳴る。
ぷつん、となにかの音がして…
私は腰を抜かした。
「ごちそーさまでした。」
食べ物、というより…お菓子の恨みは恐ろしいものだと知った時だった。
続きません(キリッ
ポッキーの日だからと思って、書いたこれの製作時間が15分ほど。
設定的には、短編物語に置いてある”保険医ナルト×生徒ヒナタ”の番外編みたいなつもりです。
暖かい目で見てください(泣)
↓管理人の元気の源は
皆様からのメッセージです( ´ ▽ ` )ノ
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1億2ロロロ万人 ┃ ┃
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以上の中から ┗━━━┛
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結ばれた2人 ┃ ┃
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