はみはみ クレしん しん風
2011.12.04 Sun 16:01
※二人とも別人。高校生くらいの設定。全力で土下座。
瞬間、顔と身体、特に雄を形どるある部分に熱が集まり、そしてとろけた。濁流のように理性に襲いかかっていたそれは、直ぐに冷たい後悔に変わる。
「あーあ、風間君ってば、耳だけでイっちゃったの?」
呆れたような口調のくせに笑いが混ざってるじゃないか馬鹿!思わず僕に被さっているそいつを見上げたけれど、何を考えているか分からない瞳に逆に見つめられて、また熱が頬を焼いた。
「おっ、お前が……っ!」
羞恥と愛欲でぐちゃぐちゃになった脳みそが渇望する。
「そう、仕込んだんだろっ……!」
ここまでしといて逃げるなんて許さない。
自分を小馬鹿にしているような瞳に反抗するつもりだったのに。
「…………」
なんでお前は目の色を変えた。
「んじゃ、今度は腕だけでイけるように仕込もうか」
にやりと笑って。
「大丈夫。俺、風間君がどんなに淫乱になっても責任はとるよ」
だから、結婚しよう。
そう言いながら僕の腕に指を滑らせるのだから。馬鹿、と吐き捨てるはずのそれは、また、熱に変わってしまった。
―――――
風間君は性的すぎると思います。
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