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 2010.11.25 Thu 17:11



いつもふたりで歩いた道を
今日はひとりで歩いた

ただそれだけなのに

どんより重い空気
色褪せた空の蒼と緑

何故かは分かるだろう
いちいち言わなくても



わざと立ち止まってみる

雨上がりのアスファルトの上
冷たい風が僕を包み込む



君が隣にいないこととか
もう十分わかっているけれど
こんな仕打ちは初めてだよ

この何でもない景色の中にまで
君は溶け込んでしまっていて

否応なしに思い出させるんだ

君との思い出
一緒に歩いてきた時間

消してしまいたい
消してしまいたくない

もう一度、逢いたい


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