フェイが遊戯王5D'sの黒薔薇の魔女だったら…。
2013.04.12 Fri 19:44
もしもフェイが遊戯王5D'sの黒薔薇の魔女・十六夜アキ、サイコデュエリスト(デュエルのダメージを現実に与えることができる能力を持つ人のこと)だったら…。
というネタです。会話のみです。原作わからなくて平気です!でもほとんど原作の会話。←
前に試合の後のフェイとアスレイの会話を見て、十六夜アキのこの話を思い出しました。
設定的なの↓
フェイは唯一自分の能力を認めてくれたサリューを目の前で何者かのてによって、建物から飛ばされ落ちていくのを見てしまい、さっきまで昏睡状態だった。
サリュー以外で、天馬(中の人違うけど、今回は遊星ポジション)が閉ざされたフェイの心を開こうとするけど、中々上手くいかない。アスレイはもちろん原作通り父親ポジション。
ディバインポジションのサリューに依存してるアキポジションのフェイくんですので、一応注意。
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「フェイ!よかった、気がついたんだね!」
「……天馬?」
「!」
「フェイ、お父様も心配して…」
「何故、貴方がここにいるの…?もう、僕には貴方は必要ない。僕にはサルが…!」
「?」
「………サルは…もう、っ…いない…っ!!」
「フェイ、落ち着いて」
「…サルは、そうだ…サルは、っ…あのとき……っ、サルは…!もうサルは、この世には…いない…んだ、っ…!」
「落ち着いて…大丈夫だから、フェイ!」
「サルは僕が望んだ物を、場所を与えてくれた。そして、言ったんだ…もう僕は考えなくていいって。サルが考えてくれるって…!僕の能力を認めてくれた…!抱きしめてくれたんだっ!」
「うわっ!」
「……フェイ…っ!」
「フェイ!止めるんだ!私の話を…」
「貴方はまた…僕を笑いに来たの?…そして、僕から居場所を奪うつもりなの…?」
「違う、違うんだ…フェイ…!」
「違わない…!貴方は、僕の能力が怖いから、僕をひとりぼっちにしたんだ…!」
「フェイ、すまなかった…。全て私が悪い。忙しさを理由に、私はお前を…」
「今更もう遅いよ。」
「フェイ、君のお父さんは…!」
「天馬は黙ってて…!天馬も僕の居場所を奪いに来たの?…君じゃなかったの?僕は仲間だって言ったよね…けど、違った。何も変わらなかった!」
「フェイ!」
「……みんな壊してやる。もう僕にはこの世には、居場所なんてないんだ。だったら天馬、僕が全部奪って同じめにあわせてあげるよっ!サルがいないなら、この世に居場所はないんだ…こんな世界なんて…!決闘だよ!バケモノの力をみせてあげる…!」
「オレはフェイと戦いたくないよ!」
「…天馬、やっぱり僕たちは戦う運命なんだよ!僕はこの力が有る限り、ひとりぼっちなんだ!」
■
「今更何を言っても変わらないよ!」
「私はお前の能力が…お前が怖かった…。ただ私はお前を恐れた。」
「…わかってた。だから貴方は僕を捨てた。…僕が、バケモノだから…。」
「私はあの日から、考えるのをやめてしまったんだ。そこにある当たり前の気持ちに気づかなかったんだ…。私は、私たちはお前を愛している。」
「…そんなこと、信じると思ってるの…?」
「信じてくれとは言わない、いや、信じないといけないのは、私の方だ。お前を愛していることを……」
「うるさい!そんなこと、僕は絶対に信じないっ!!」
「フェイ!アスレイさん、危ないですさがって下さい!」
「いいんだ。私はもう決めたんだ…どれだけ傷ついても、私は目をそらさない…フェイの囁き逃さない」
「信じない、そんなの信じない…!」
「フェイ!居場所ならここにあるよ!そこにフェイを認めてくれる家族も、仲間だって…!」
「……僕は…僕は…!」
力尽きたので終わりー。
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