切腹ロマンス(※一部のみ)/SARU
 2013.03.14 Thu 13:33


※企画のサリュー中編夢の一部。
※変換なし。ナマエです。
※タイトルは、相互サイト様から頂いたものです。


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銃声。
音からして実弾だろう。


「……防御くらいしてください。」

「でも、ナマエが守ってくれたじゃないか」


数回の銃声の中、彼はにっこり笑って言った。


「でさ、今夜は空いているよね?」

「下がってくださいっ…!」


彼の言葉を遮り、私は彼の前に飛び出した。
構えた武器を使って、攻撃した。先ほどの銃声がした方に向けて放った破壊のオーラは、近くの建物まで壊した。


「あーあ、折角僕とナマエが話をしていたのに、邪魔しないでよね。……本当、気に入らない。」

「………」


彼が言い終わるころには、周りの建物のほとんどは壊れていた。


「流石は僕のナマエだよ」


今夜は期待しててね、と彼は私を後ろから抱きしめて耳元で言った。





続く…


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