白竜とお風呂に入らないか?
2012.04.15 Sun 00:36
※白竜とお風呂に入るとかそんな話。
幼なじみ。
入りますか?
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「私、お風呂入るのやだ。シャワーがいい。」
風呂にはいる荷物を持った彼女が、さっきからずっとシャワーがいいと駄々をこねている。
「だからお前、いつも体が冷えているんだろう。風呂に入って、しっかり体を温めろ」
「だって面倒くさいじゃない…」
「その面倒くさいと思っているところが、冷え性の原因なのだとテレビで言っていたぞ。」
「もうそうやってテレビとかで学んだことをすぐに使うんだから…」
「使わなければ意味がないだろう。さぁ、さっさと風呂に入ってこい。」
「えー」
「それとも、一緒に入るか?」
「ば、馬鹿じゃないの?!私たち、今何歳だと思ってるの?もう小さな子供じゃあないんだよ?!!」
「その反応を見て安心したよ。オレのことを男として見てくれていたんだな」
「あ、あたりまえじゃない…いくら幼馴染だからって、私たちは……」
「何だ?恥ずかしいのか?」
「恥ずかしいに決まってるじゃん、だって私は白竜のことが…」
「オレもお前が好きだ。幼馴染は関係ない。」
「ちょ、ちょっと何急にそんなこと言ってくるの?私、いつ白竜のことが好きだって言ったのよ…!!」
「オレに対して顔を赤くしている時点で、普通はわかるだろう。それに先ほどお前は、オレに何かを言おうとしていただろう。それの答えだ。」
2012.03.22
2012.03.28 加筆
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