銀河鉄道の夜
 2010.12.31 Fri



銀河鉄道の夜

年が暮れる

年が始まる


繰り返す時のなかで
人はそらへと飛んでいく


私は
他人に信じられないから頼れない
友人との絆も希薄なものと感じていて

心を許しては裏切られ
人の裏の部分を体で感じた一年だった

でもその中で
大人の人の考えに助けられてきたんだ

ああこの人たちがいるなら安心だ
全ての思いを預けられる

そう思いながら過ごしてきた


銀河鉄道の夜


どれだけの星を見上げただろうか


銀河鉄道の夜


私はなにかを見つけられたのだろうか



強い人間に

優しい人間に

誰かを支えられる人間に



溢れる思いは
いつの時も変わらない

ね、わかるでしょ?


どんな不条理でも心配ないよ
だって私強いでしょ?


ばいばいさよならありがとう
オーライまだまだこれから




[*前へ]  [#次へ]



戻る
「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
第4回BLove小説漫画コンテスト開催中
リゼ