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小田原北条家の二代目、
北条氏綱(ほうじょう うじつな)公を題材に作りました。
氏綱公は、父である早雲公の後をつぎ、
武蔵国に進出し、江戸城や河越城を手に入れ、上杉家の力をそいだほか、
伊豆や相模の支配を安定させた名将です。
しかし、父の早雲、息子の氏康公ほど、目立つ功績がないと世間では言われています。
実際は、目立たないながらも着実なこの氏綱公の功績があったからこそ、北条家が反映したと私は考えますね。
「勝って兜の尾を締めよ」という遺言や、
氏康公に対して五つの教訓を残すなど、
とにかく慎重でまじめな性格だったとみえる他、
父の教えに従い倹約につとめた。
さらに、普段は温厚で、人を大事にして倹約にいそしみ、武人としての力を常に示して安定をはかろうというスタンスは、
北条家の伝統であり支配の仕組ですが、
この氏綱公が一番強くでているように思えます。
そういう人間性を
うまく描けていればと思いますが、どうでしょうか。
なお、これを作るきっかけは、
この前の北条祭りをみて、
氏綱公のことをもっと知ってほしいと感じたからです(笑)
「地味」っての、いずれ見直されてほしいなあ。
与作
2018.05.13 ? 12:39
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