結局浴衣にはならなかった日(2)
2024年09月28日 (土) 22:24
最初は食べ物が集中している区画で、
やれどこへ行くだの何があるだのと状況を整理するまで少し時間こそかかりましたが、
スタッフさんのご尽力もあり、無事に食べ物を味わうことができました。
私は焼きそばとあげ餅を注文しました。
焼きそばはソースが濃厚、それでいて麺としっかり絡んでいてとてもおいしかったです。
そしてあげ餅、これはウインドも私も気になっていたものでした。
あげもの、というよりは団子のような食感で、
たれがかかっていました。
味噌仕立てかな、と最初は思っていましたが、
醤油じゃない?みたらし団子みたいな感じ?
という意見もあり、
それもそうかもしれない、なんて私も感じるようんなりました。
二つ入っていて、櫛で刺して食べるんですが、
お餅ってのもあり、なかなかのボリュームでしたが、
癖んなるおいしさでした。
紳士殿はたこ焼きや、チキンステーキを食べていたのかな?
いや、チキンステーキはウインドやココッチャンも、食べていたかもしれません。
後でウインドに聞いたところでは
焼き鳥みたいな感じ、味がついていた
とのこと。うーむ、気になってきました。
ただこの頃は、動きながら食べていたことや、
人が多い故早く手をあけたかったのもあり、
私は女子二人が注文している間に、
急いで焼きそばを食べていました。
この時、
ゴミを入れておく袋を持ってくるべきだった
と、後悔もしました。
そんなわけでココッチャンから後で
いつの間に焼きそば食べたの?
と疑問を持たれることともなりました。
そりゃそうだな、うん。
早食いは、やはりよくありません、ちっとつらかった。
ええと、食べ物メインの区画は6階でしたが、
5階にはスイーツやソフトドリンクの区画があるということで、
今度は5階へ移動しました。
チュロスやかき氷、飴の類が売っていました。
私や紳士殿は、チュロスとコーラを頼んでいました。
チュロスみたいに固いお菓子って、わりと好きなんですよね私。
こういう機会でもないと食べないので、特別な感じもします。
実は、もっかい買おうかな、とか迷ってもいました。
あとこん時紳士殿は、
女子、少なくともココッチャンはレモンソーダ頼むだろうな
みたいな予想をしていて、それが当たっていました。
なんかおもしろかったな。
基本的には立って食べるスタイルで、椅子や机のようなものはありません。
ただし、おそらくこの階だったかと思いますが、
スタッフさんのご行為で、机の一部かな?をカウンターのように利用させていただき、
落ち着いて食事をすることができました。
6階ほど混雑していなかったという事情もありますが、
おかげで食事に集中することができました、ありがとうございます。
船ん中は前述のように、人の声やエンジンの音が響いていました。
ただ、音楽も流れていて、
知っている曲もあったらしく、女子二人は音楽の話をしていることもありました。
そして、食事をしているだけである程度時間は経つもので、
丁度折り返し地点(水上だから地点って言い方はおかしいか)になった頃から暫くは、
ゆっくりと、大きく船が揺れていて、
その動きを楽しむことができました。
そして、楽しむといえばやはり、外の景色。
7階に上ると外の様子をみることができ、
多くの人でにぎわっていました。
6階から7階へ向かう階段の辺りからは、
外より吹いてくる関係か風がかったものです。
実はこの頃、私はウインドのあげ餅を代わりに持っていたんですが、
風が強いとか、音が聞こえないってのもあり、あれ?落としたか?軽くなったような?
と、何度か気になっていました。
実際、落としたりゃしてませんでしたが、
じゃーなんだって何度も錯覚したんでしょうか。
7階はもう風が気持ちよくて、
外ってのもあり、なお船の動きを感じることができていました。
天気によっては星がきれいだったり、月が見えたりするんでしょうか。
どのくらいの間7階にいたのかはわかりませんが、
とにかく船が揺れているのもあり、
私は暫く、順応するまでに時間がかかっていました。
酔った、わけではないんですが、まっつぐ歩くのに神経使いましたね。
地震の後、暫くふらつくあの感覚に似ていました。
やはり並行感覚やバランス感覚が弱いのかもしれませんね。
さて、3階にフリースペースがあるということで、
スタッフさんに誘導をいただきながら階を降りて行きました。
3階には椅子や机がたくさんあって、
すでに多くの方がのんびりと過ごしていました。
この後は船がターミナルに到着するまで、
ここにいることとなりました。
船ん中で行われていたらしい?クイズ大会の様子が音声で流れていたり、
懐かしい音楽が流れていたり、そんな感じでした。
nobodyknows+さんの「ココロオドル」とか、
大塚愛さんの「SMILY」とか、
20年くらい前の音楽が多く←さらっと書いてますが、20年前ということに衝撃を受けていた私でした
他にもあったかな。
最後の方はWANDSさんの「世界が終わるまでは…」や、
DREAMS COME TRUEさんの「何度でも」も流れていましたねえ。
いやー、どれも名曲です、はい。
ここではどんな風に過ごしていたかなー。
まずは和室についてでしょうか。
実はこの船には、和室を予約できるプランもあり、最初は和室をとる予定だったものの、
今回はその和室をとれなかったので、
来年は和室プランで行きたいなー
みたいな話をしました。
ココッチャンにつっこまれていましたが、
ウインドが一番和室をとりたいと言っていたような気賀しました。
なんというか。船内を散策するにしろ、和室でのんびりするにしろ、
疲れたら休める部屋を確保できている
ことが重要なようです。
うむ、それはわかる気賀しますね。
後は、ココッチャンが一人で他の階を散策していたこともありました。
一人になる時間を作りたい
とは最初から言っていて、その一環でした。
ついでに私たちに食べ物を買ってきてくれるというので、
私はたこ焼きをお願いしました。
買ってきてくれてありがとう。
なおこの時
ココッチャン:食べ物も買って来ようと思うけど、いっしょに行く?
私:それもいいなー。あれ、でもそうなると一人の時間にはならなくないか?
ココッチャン:あっ
みたいなやりとりもありました。
時間、あんまりなかったけど、目的は達成できたんでしょうか。
後は、改めて通信交換の検証をしましたが、
ここでもやはり、原因はわかりませんでしたね。
そして、ココッチャンのぬいぐるみとの会話。
ゼットンが云々と話かけてきたり←ケッコン、だったらしい、
実家からの最寄駅を聞かれたので、
石川町かな
と答えた後、
まーほとんど使わねえけどな
とつけ足したらなぜかウインドが笑っていたりなんてのもありました。
20分歩いて最寄駅に出る
より、
バスで20分かけて横浜や桜木町へ出る、
方が多いからってー、ちゃんとした理由があります。
決して、いじわるをしたわけじゃありませんっ!
そんな感じだったかと思います。
あー。お手洗いに巾着を忘れてとりに行ったりもありましたな。
最近ちょっと、物忘れが激しいような?
いや、普段こういうものを手に持つことがないから、自然に忘れちゃったのか。
うーむわかりませんが。
そうして21時前、スタッフさんにお声かけいただき、
無事に船を降りました。
本当に、様々お世話になりました。
おかげでゆったりとした時間を過ごすことができました。
感謝申し上げます。
あそういえば。
出がけにウインドが買った、オシのキャラクターのぬいぐるみを、
触らせてもらいました。
デフォルメされている、のはもちろんわかっていましたが、にしても
顔でけーなー
と、つい口に出してしまいました。
私の脳内では、いつぞや楓がミルモに向かって
こうやってみてみると顔でかいね
とか言ってる場面が流れていました。
なんだっけ?楓が妖精になった時だっけ?
いやしかし。他にも感想はあったと思いますが、
移動していたり、顔がでかいインパクトに負けて、
それ以外のことはろくに言えなかったかもしれません。
失礼だった、ごめんよ。
そうしたらば荷物をロッカーから回収し、
竹芝駅を目指して歩きました。
人に道を聞きつつ、無事ゆりかもめに乗り、
記憶を頼りに景品東北線までたどりつきました。
距離感をつかむのが難しいので、
多少お世話になることもありましたが、
みんながみんな、だいたい同じように道順を記憶していたので、
やはり慣れればそこまで難しくはない、のかもしれません。
景品東北線に乗っている時は、どんな話をしていたかなー。
とりあえず、
この後ラーメン食べにいくけどいっしょに行く?
という質問がきて、
気にはなるけど腹もいっぱいだし帰れなくなるから
と返したのは覚えています。
いやー。最近、おいしいラーメン食べれてないなー。
後はあれだ。一時ウインドが静かだったので、
私は寝ているものと勘違いしてたのもあったな。
でも、私と違って3人は、
仕事を終えてからきたんですよね。
多かれ少なかれ、疲れていたのかもしれません。
3人とは途中で別れ、私は横浜駅で降りました。
誘ってくれて、そしていい時間をいっしょに過ごしてくれてどうもありがとう。
気をつけて帰ってくんな。
すっかり遅い時間になっていましたが、
それでも横浜駅はなかなかの人でした。
バスにも無事間に合いました。
この記事の冒頭、かなり精神的に疲弊していたなんて書きました。
そんな状態でしたが、本当に買い物から船から、
楽しいことが続いた、いい一日となりました。
なお、実家に戻ってからは
必殺仕事人
の最終回を視聴しました。
正直、わりと眠かったなー。
最終回は、左門の奥さんが殺害されてしまい、娘が記憶をなくしてしまうという、
わりとショッキングな内容が含まれていましたが、
重くなり過ぎず、緊張感のあるストーリーが転回されていました。
しかしだ。あの美人の奥さん殺すことはなかろうに。ひでーやつらだったくよー。
左門親子、及びそこに秀が入るやりとりが、
ちょっとしたいやしになっていただけに、きついものはありました。
ほっこりすんですよね、ええ。
最後は左門が娘を連れて、主水たちと別れて行きました。
主水や秀たちは、以降のシリーズにも登場しますが、
落ち着いても居場所を知らせない
というせりふ通り、左門が再登場することはありませんでした。
親子二人、ひっそりとでもいいから、
仕事人としてではなく、普通に暮らしていてほしいなと、願うばかりです。
そんな感じの一日でした。
それでは皆様、ここまでおつきあいいただき、
感謝申し上げます。
では
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