とある筑波の二日間(5)
 2024年09月8日 (日) 04:54
 はい、お菓子やお酒の後から話をしたく思います。
ようやっと、8月25日になった感じでしょうか。
 しかし、さすがにたくさん食べたため、
みんな買ったもの全部は食べられなかったようで、
ヨーグルトは朝食べよう、と話をしていました。
私は一応、朝食も簡単に用意しようと思っていましたが、
ヨーグルトを買ったのは、それができなかった時の予防線、
そして私への気遣いだったのかもしれません。
実際ウインドも
作ってくれるならうれしいけど無理はしないで、ヨーグルトもあるし
と言ってくれました。

 私はといえば、みんなが寝床を確保した後にお勝手へ向かい、
少しだけ洗い物をしました。
お勝手から一番遠くにいたので、
みんなの眠りをじゃましないよう気をつけたつもりでしたが、大丈夫だったかな?
 扉を閉めて、なるべく音を立てないようにしながら、
最低限必要になるであろう道具だけを洗い、
2時半頃に布団へ入りました。
シチューに使ったお皿とか、ちゃんと洗いたかったところですが、
籠がもういっぱいで無理でしたね。
ほんと、衛生面でも利点が多いらしいから、
食器洗浄機買うかなー…。

 先程と同じく、みんなの足や頭を踏んで起こさないように注意しながら、
2時半頃に布団へ入りました。
 朝7時が起床予定であったものの、私は普段、もっと早くに目覚ましをかけているので
5時半とかだと…。ちゃんと止めておいて
とウインドから念押しされていました。
なので寝る前に目覚ましを止めることとなりましたが、
6時ならいいよな?
なんて葛藤もありました。
 しかしみんな、慣れない環境でさんざん歩いたのも関係してか、
布団へ入るなりすぐに眠っているようでした。
ウインドは特に疲れていたんでしょう、
本格的に寝る前から、仮眠をとっていることもありました。
丁度ね、用意していた布団が倒れていたから、
一人で寝る分には不自由しなかったのかもしれません。
 私もここのところ、睡眠時間が短かったのもあってか、
布団へ入るなりすぐに眠ることができました。
ただやはり何度か目を覚まし、時計をみては
まだ寝てていいな
と判断して眠りなおしたりしていました。
 一つ気になったこととしては、
確か4時前に目を覚ました時でしょうか。
(誰かはわからないものの)ずいぶん寝息が立っているなー、そんだけ疲れていたんだろう
とか観察していたら、突然ウインドが
ガサッ
という音を立てました。
何かあったか?飛び起きたのか?
とも思いましたが、どうやら激しい寝返りだったのかもしれません。
怖い、あるいはテンションの上がるような夢でもみていたんでしょうか?
それともあれかな。疲れていると寝返りは激しくなると聞いたような気もするので、それだったのか…。

 私は6時の目覚ましで起きました。
冷房や扇風機を回して寝ていても、やはり汗はかくものです。
ひとまず朝食であるフレンチトーストの準備をすべく、
パンを切ったり、卵と牛乳と砂糖を混ぜて液体を作り、
パンをその液体につけこんでいる間、急いでシャワーを浴びていました。
寝起きの時点で、そこまで汗はひどくなかったものの、
やはり料理をするってーと汗ばんできてしまいます。
着替えをとりに寝室へ戻る時は、
起こしやしねえかな、とちょっと緊張していました。

 6時半前にウインドが最初に起きてきたので、
夜中夢でもみていたのか?寝返りがすごかったから気になった
と聞いてみましたが、特に覚えがなかったようで、
二度寝をしに?寝室へ戻って行きました。
もしかしておこしちまったかな?
 んで、パンを焼いている頃、7時前くらいでしょうか、
ココッチャンが起きてきたり、その後で紳士殿も目を覚ましていました。
関係ありませんが、1度にたくさんのパンをつけたり焼いたりができないので、
それがちょっと不便ですね。
特にフライパンに乗っけたパンを焼いて、それをきれいにひっくり返そうとすれば、
スペースに余裕を持たせないといけませんでした。
がんばればフライパンに四つ(2枚分)のパンを乗せられるんですが、
結果一部形の崩れてしまったパンがあったので、
きれいにやろうとすれば三つずつにすべきでした。
ちなみに、液体を吸い過ぎたらしくドロドロに崩れてしまったパンは、
私の方で飲むようにして処理しました(笑)

 ということで朝はフレンチトーストと、残ったビーフシチューとなりました。
ただしシチューは二人分しか残っていませんでしたね。
フレンチトースト、タイミングがあえば味見をしてもらおうと思ったんですが、
今回は甘さを控えるつもりでいました。
結果からいうと、思ったより甘くなったかもしれません、調整が難しいんだよなー。
どうも私の作るフレンチトーストは
ただ甘いだけでだんだんしつこく感じる
もので、それ故今回は少し甘さを控えめにしようと意識しましたが。
もう一味、何か足したいとも感じています。
塩をちょい足ししたら甘さが引き立つかな?とか、
蜂蜜を足すと、甘さに変化が出てよかったりして?なんて思ってはいますが、
試すのは少し勇気がいります。
もうちょっとこう、甘さを複雑にしたいんですが。
後、焼き加減は難しいものです。
柔らかいのもおいしいですが、私としてはもう少し、
固く焼きたかったなー。
 しかしまー、ぼろぼろに書いていますが、比較的うまくいった方だし、
とりあえず喜んでくれていたのでよかったです、はい。
味付けや固さなんて、その時々で変わってしまうしなー…。

 さて、8時25分初のバスに乗るのが目的だったので、
少しあわただしい空気になりつつも、
無事目的であるバスに乗ることができました。
駅でお手洗いを借りて、筑波山へ向かうバス、
それも始発である9時のバスに乗りました。
あれですね、出口からは三つ目の警告ブロックが、
このバスの出る、1番のバス停でしょうか。

 今回は山にこそ登りませんでしたが、
その分のんびり過ごすことができました。
 まずは40分程かけて、
筑波山神社入り口
のバス停へ向かいました。
始発、しかもお祭りがまだ始まっていないというのに、
バスにはたくさんの人が乗っていました。
バスん中ってーと、私は紳士殿と座るか、
一人離れていることが多かったこともあり、
あんがいこの週末、一番会話をしていたのは彼かもしれません。
来年の仕事のことや住む場所、9月以降のライブの様子など、
いろいろと質問をしてくれました。
来年のことはいい加減、真剣に考えなければいけません。
わかっちゃいても、つい怠けてしまうものです。
9月からは、意識改革をしなければ。

 と、私たちがいろいろと話をしていた時、
女子二人は後ろでどんな話をしていたのか…。

 さて、実は知りませんでしたが、
筑波山神社入り口
バス停左手には、観光案内所があるんですね。
次からはだめもとで、まずそこに連絡を入れてから訪ねて、
誘導を検討してもらってもいいのかもしれません。
去年いろいろお世話んなったんですが、バス停近くのあれが案内所とは…。

 さて、まず私たちは、筑波山神社を目指し歩くこととしました。
ざっくりいうと
少し直進してから右手方向
なんですが、距離があり、距離感も難しいので、
ひとまず歩いて行こうってースタンスでいました。
 すると、前を行く女性が声をかけてくれまして、
そのまま神社まで誘導をいただきました。
 耳が不自由ということで、音声認識アプリを使っていて、
こういう時に仕事の知識が役に立つとは思いませんでした。
アプリの名前は聞きとれませんでしたが、
最近できた、トヨタ性のアプリらしく、
調べてみようと思います。
 世間話がてら歩いていると、どうやらこれから山を登る予定ということがわかり、
最初は神社まで誘導をお願いする予定でしたが、
そのままおつきあいいただき、ケーブルカーの近くまで、
連れて行っていただきました。
いやー、長い時間、そしていきなりにもかかわらず、
本当にありがとうございました。

 神社では手を清め、お参りをしました。
実はこの時、賽銭を入れてからお参りをするところ、
間違えて順序が逆になってしまいました。
無礼なことをしてしまったのかもしれません。
うーーむ、なぜあんな間違いをしてしまったのか。
賽銭箱の場所を教えた時、入れた気になっちゃったとか?

 神社でお参りをした後は少し道を戻るようにしつつ、
ケーブルカーの止まる、宮脇駅へ向かい、
そこで女性と別れました。
去年も立ち寄ったお店があり、
今年もそこでソフトクリームを食べようという話になっていたので、
今回もそのお店へ行きました。
ブルーベリーのがおいしかったらしいものの、
そもそも私は去年、ここでソフトクリームを食べていなかったので、
チョコレートミックスと迷いつつも、
やはり生乳?成乳?(お店の方いわくバニラ)を注文しました。
というか実は、アイスやソフトクリーム事態なかなか食べる機会がないので、
バニラか抹茶以外はあまり食べたことがありません。
強いていえばおいもくらいでしょうか。
とりあえずバニラ
みたいな認識があるのも理由でしょうか。

 お店の中にも外にも机があり、
少し暑くなってはいましたが、外で食べていました。
濃厚で香りが豊か、しかし甘さも強い、
とても癖になる味でした。
思い出したらまた、食べたくなってしまいました。
 みんなもそれぞれ、ソフトクリームを食べてそれがおいしかったと見えて、
もう一つ食べようかな
なんて言ってることもありました。
実際二つ食べたのはいたんだっけ?
こういう機会だし、おれももう一つ食べようかな
なんて考えちゃいましたが、
少し経つとおなかにたまってくるもので、
一つにしておこう
ということで落ち着きました。
 このお店には、1時間と少しくらいいたんでしょうか。
かなりのんびりしてしまいました。
 そうさなー、ココッチャンが買い物をしたり、
(ココッチャンいわく)紳士殿が店員さんにナンパをしていたり、
私もお土産をみたりしました。
ただ私はウインドと、外で座ってぼおっとしていたり、
時々しゃべったり、そんな感じの時間が多かったかなー、というところです。
ちなみに、かりんとう饅頭がここにも売っていたので、
自分で食べる分と、火曜日に学生と面談をする予定があるので、
その時にわたす分とを買いました。

 そしてここで特に印象に残ったことは、
ココッチャンが買ったキーフォルダ。
詳細は省きますが、私とウインドに同じ物をくれました。
筑波山とカエルがセットになったやつで、デザインが2種類ありました。
しかたないこととは申せ、天狗に関するグッズがないのは、
やはり悔しいところです。
 そのキーフォルダについて、お互いに選ぶ(選ばない)デザインはおんなしだろうなーと予想した私でしたが、念のため
どっちを選ぶ
と確認しました。
案の定予想通りの答えが返ってきたので、
ちょっとウインドをひっかけて(苦笑)、目標通りのデザインを手にすることとなりました。
うむ、やはり大人気なかっただろうか。今度交換するか、
聞いてみてもいいやもしれません。
ちなみにそのキーフォルダについては、
これまで目印らしい目印がなかったので、
今は白杖のひもにつけています。

 ええ、筑波山でのことはもう少し書きますが、
それはさらに次の記事にて。
まだまだよろしくお願いいたします。


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