とある筑波の二日間(6)
2024年09月8日 (日) 04:53
さて、筑波山での様子を、もう少し書いていきます。
お店でのんびりしていた私たちですが、
12時10分初のバスには乗りたいということで、
11時半過ぎにはバス停へ向かいました。
バス停近くにお土産屋さんがあるので、
時間が余ればみるつもりでいたんですね。
少しだけ迷いつつも下へ降りていくと、
ガマの油売り
の実演が行われていて、
それをみることができました。
実演していた方がおっしゃるには
これはパフォーマンスで、実際に油を売っているわけではない
伝統芸能になっているから、勉強をしたら実演できるようになる
とのこと。知りませんでした。
それを聞いてか、
やってみたら?
なんて言われもしました。
正直、ちょっと興味はあります。
口上については時代劇でよくみるのと同じく、
侍姿で実演をしていたようです。
時代劇でも(一番に浮かぶのは「あばれ八州御用旅」)、浪人が副業みたいな感じでやってましたね。
本来は二百文だけど半額だという文句とか、
お客とのかけあいがあったりとか楽しみつつ、
ココッチャンが特に前でみていたのもあり、
私たちも実演が終わった後、刀や笠などの衣装を触らせていただきました。
このあたり、彼女のフットワークの軽さはすごいです。
最初は、寄り道をせずにバス停に行くべきじゃないか?と思ってもいましたが、
間に合うだろうし、いつみれるかもわからなかったので、
結果として、おかげでいいものがみれました。
実演をしていたお二人に、バス停までの行き方を教えていただき、
少し急ぎながらも無事、
目的であるバスに乗ることができました。
衣装を触らせていただいた上に、道も教えていただき、
本当にありがとうございました。
さて、行きと同様バスは40分くらいかけて駅へ戻るわけですが、
私は少し離れた位置に座っていました。
すると、目の前に座っていた女性から話かけられ、
そのまま駅まで世間話をしていました。
登山が趣味とか、介護の仕事をしているとかで、
私たちの様子が気になったものと見えます。
私も、去年筑波山へ登ったことや、今回は神社に行ったこと、
歌手活動をしていてガイドさんの利用を検討しつつあることなどを話ました。
ラインも交換したんですが、こういうこともあるんですね。
何やってんの?
とココッチャンからつっこまれてしまいましたが。
私は紳士殿と違ってナンパをしたわけじゃないぞっ!←だからなんだよ
バスを降りたら、またアパートへ向かうべく、
違うバスに乗りました。
なんとか遅れずに駅へ着いてくれたので、
乗り遅れることもなく、待つ時間も短くすみました。
アパートの最寄りで降りてから、次のバスまで30分弱あるので、
アパートに戻り3人は荷物をまとめて、
これから行く昼食についていろいろ相談をしました。
メニューは事前に共有していたので、それぞれ何を食べるか決めたり、
(3人はバスや山中で確認していたようです)
お勘定の方法をどうするか確認したりしました。
この前学生と食べに行った中華のお店で、
おいしかったから紹介しました。
特においしかったチャーハンがあったものの、記憶があいまいだったので、
筑波山にいる時学生に
あのチャーハンなんだったっけ?ルーローチャーハンでよかったかな?
という内容でチャットを送りました。
学生からすれば、
日曜の朝に先生は何を言っているんだ?
と、反応に困ったものと思います(笑)
お勘定の方法については、
個別会計にするか割り勘定にするのかといったものでしたが、
その話をするきっかけになった、そして最も大きな問題は
ココッチャンが海鮮焼きそばを食べるか海鮮粥を食べるか決め兼ねていた
こと。確かにどっちもおいしそうです。
私としては、海鮮系で迷っていたのがちょっと意外でした。エビ効果でしょうか?
ウインドも違うタイプの(牛肉あんかけ)焼きそばを注文するというのもあり、
私自身ちょっと焼きそばが気になっていました。
結局私とココッチャンとで焼きそばの量と代金を半分にすることで決まりました。
というか、個別で会計ができるってことを、事前に確認していたんですが、
私がそれをお店にいくまで忘れていたんですよね。
もっと早く思い出していればよかったところ申し訳なかった。
しかしなんです。この二日間でそれぞれの行動や発言をみてんと、
やはり私とは考え方や行動のリズムが違っていて、
それがおもしろいことだと再確認しました。
特にココッチャンについては、フットワークが軽くて直観を大事にしてんのがわかり、
よくいえば慎重、悪くいえば腰の重い私からすると、
いい刺激になるし見習うことも多くあります。
時々意見しあったり、私がうまく、というか的確に思ってることを伝えられなかったりもありますが、こういうこともあるので、人とかかわるのは楽しいことです。
後はみんなが昨日コンビニで買ったアイスを食べていたり
(フルーツ味なので残されても私が困るだろうって意図もあります)
すきあらばカブトクワガタをプレーしていたり
(なんか、誰だかが変わった名前つけてたな?)
3人が荷物を回収し、私自身
忘れ物ないか?と声をかけていたにもかかわらず忘れ物に気づいてとりに戻ったり
(私もすっかり忘れていました、情け内)
そんな感じで、13時45分のバスに乗りました。
いやーもうちょいで、危うく乗れないところでした。
さて、今回向かいました中華のお店は、
駅からみると私のアパートのさらに先にあります。
故に一度アパートによるという、
無駄とも荷物を回収できるとも言える、ちょっと妙な状況となりました。
バス停からお店までの道は知っておらず、
なんとなく方向がわかっている程度だったため、
アイナビを使いながら進んでいきました。
いやー。誰かしら通行人がいるだろうから声をかけて、
道を教えてもらう腹づもりでしたが。
ぜんっぜん人の気配がありませんでした。
なんとか見つけた男性に声をかけて、お店の入り口に到着できたわけですが、
かなりおしいところまで自力で進んでいたんですね。
とかく、誘導をいただき誠にありがとうございました。
ええ、14時からお店を予約していて、
それぞれ注文をしたらわりとすぐ、
料理が運ばれてきました。
料理をわけてもらったり、普段とは違う方法で注文に対応してもらうということで、
昼を少し外したわけですが、
まだたくさんのお客さんがいました。
かなりにぎわっていましたね。
ええと、前述のようにココッチャンは海鮮粥、それと海鮮焼きそばの半分、それとエビ煎を注文し、主にウインドと分けていました。
ウインドは牛肉のあんかけ焼きそば、
紳士殿は例のルーローチャーハンと、
デザートにごま団子を食べていました。
このチャーハンがねえ、本当においしかったんですよー、ええー。
んで私は海鮮焼きそばの半分と、黒すぶたを注文し、
すぶたは紳士殿と分けました。
このすぶたは、職場の先生のおすすめなんですね。
ただやはり中華料理、本来は何人かで分けることが前提になっているものもあるので、
一人で食べるにはちょっと多かったかもしれません。
黒すぶたを食べた後に私は
きっとこれで、一日に必要なたんぱく質は確保できるんだろうな
なんて感じていました。
が、それでも食べきれてしまうあたり、本当においしい料理だったと思います。
黒すぶたはお肉がとにかく大きくて、
最初はナイフとフォークがついているのにそれを忘れ、まるかじりしていました。
神社でのお参りといい、寝ぼけたような行動がちょいちょいありましたね。
うまくいえませんが、普通のすぶたとは違って、
ゴロゴロした大きなお肉をコーティングするように味がついています。
海鮮焼きそばについては、自分で頼むか迷っていただけに食べることができてよかったし、
なんといっても具が大きく、
そして具からしみだした水分と塩味のスープが混ざって食べやすかったです。
おそらく料理については正確に表現できていないので、そこは申し訳ないんですが、
ボリュームも味の深みもある料理でした。
エビ煎も分けてもらいましたが、とにかく分厚い。
コリコリと、いい音がしました。
いったい何枚入っていたんでしょうか。
他の料理も気になっていましたが、やはりごま団子でしょうか。
三つ皿に入っていて、結構なボリュームだったようです。いわく、
ピンポン玉くらいの大きさで、思ったより多いかもしれない
とのこと。ごま団子ってデザートだよな?というのが、
私の認識なんですけど、メインにもなれそうですね。
実は私が勘違いをしていたので、
1時間くらいでこのお店を出ることとなりました。
昼の閉店時間を15時半だと思っていたら、実は15時でした。
別の店舗と勘違いしていたようです。
そのため、15時半までに食べ終える、というペース配分をしていたらしいのもあり、
特にウインドを急がせてしまいました、すまなんだねえ。
実際お勘定をしたのは、私たち以外も含め15時を過ぎた頃でしたが、
お店としては問題なかったんでしょうか。
ここでは料理の感想を共有したり、
流れている音楽について歌手や曲をシリで調べたりしていました。
多少ざわついていても、わかるんですね。
その結果、BUMP OF CHICKENのボーカルに似た声
と感じる歌手が多くいました。
あと、バックナンバーの新曲?もかかっていましたね。
あと、あまり関係はありませんが、
においをかぐ
という意味で
吸う
ということも知りました。
うむ、混乱を招くような表現に感じて、正直肯定しかねますが、
吸うくらいの勢いでにおいをかぐ
というニュアンスが入っているのであれば、
わかるような気もします。
そんな具合で、急がせてしまいましたが、
少し遅い昼食をとりました。
方向はわかっていたものの、バス停の目印がないということで、
店員さんにバス停について確認しましたところ、
バス停まで誘導をいただきました。
説明する方がかえって大変だった
という事情もあったのかもしれませんが、いずれにせよ、
忙しいところご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。
同時に、誘導いただき本当にありがとうございました。
さて、いよいよこの覚え書きも終わろうとしています。
おそらく次で最後になると思いますので、
あと少し、お読みいただけますと幸いです。
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