【ヴェニスの商人観劇レポ】※五月の舞台ですｗｗｗ2011.08.25 Thu 00:02
(舞台上で突然和田がアントーニオとして演技を始める。これはサークルの最終通し稽古という設定。)
物語はヴェニス。バサーニオは富豪の娘の女相続人ポーシャと結婚するために先立つものが欲しい。そこで、友人のアントーニオから金を借りようとするが、アントーニオの財産は航海中の商船にあり、金を貸すことができない。アントーニオは悪名高いユダヤ人の金貸しシャイロックに金を借りに行く。アントーニオは、金を借りるために、指定された日付までにシャイロックに借りた金を返すことが出来なければ、シャイロックに彼の肉1ポンドを与えなければいけないという条件に合意する。アントーニオは簡単に金を返す事が出来るつもりだったが、彼の商船は難破し財産を失ってしまう。シャイロックは、自分の強欲な商売を邪魔されて恨みを募らせていたアントーニオに復讐できる機会を得た事を喜ぶ。
→とにかく和田とりゅーきの演技が観客を引き付けるために大げさでびっくりした。でも慣れる。すぐ慣れるｗｗｗそして三上うざかわいいｗｗｗ
一方、シャイロックの娘ジェシカは純真で心が美しく、父の冷酷非道を嫌ってロレンゾと駆け落ちしてしまう。
→柳の衣装やメイクがユダヤ少女風味になっててちょっと残念・・・。金髪美少女柳も見たかったの！でもかわいいから何の問題もない。そして一番楽しみにしていたずっきーが紛うことなくロレンゾ!!!最高!!!ジェシカ大好きメロメロなロレンゾが好みすぎて思わずおくに暴力を振るった私←
その間に、バサーニオは、ポーシャと結婚するためにベルモントに向かう。ポーシャの父親は金銀鉛の3個の小箱から正しい箱を選んだ者と結婚するよう遺言を残していた。バサーニオはポーシャの巧妙なヒントによって正しい箱を選択する。バサーニオはポーシャから貰った結婚指輪を絶対はずさないと誓う。しかし、幸せなバサーニオの元にアントーニオがシャイロックに借金返済が出来なくなったという報せが届く。バサーニオはポーシャから金を受け取りベニスへと戻る。一方、ポーシャも侍女のネリッサを連れて密かにベルモンテを離れる。
→ポーシャアアアア！美しいいいい！美女過ぎ！泣いた！でも声が男ｗｗｗｗネリッサが地味に一番面白かった！とりあえずまっきーが頑張って何役もこなしていたのが印象的ｗｗｗあんなかっこいいのに何であんな役なの・・・！そして、特にキスシーンも加治君だから何の興奮もなく終了である。びっくりするくらい呆気ない。対して、ロレンゾ・ジェシカカップルのラブラブさ!!!超萌えた!!!終始メロメロで愛の言葉を言いまくるくせに押され気味なロレンゾ！いやずっきーが好きいいい！押し倒しちゃうジェシカ！いや柳がすきいいい！それからシャイロックを止めようとするりゅーきとけんきたちの演技がなかなかリアルである。言いたいことだけ言って、行動には移さない（移せない）ところがよく表現されている。
シャイロックはバサーニオから厳として金を受け取らず、裁判に訴え、契約通りアントーニオの肉1ポンドを要求する。若い法学者に扮したポーシャがこの件を担当する事になる。ポーシャはシャイロックに慈悲の心を見せるように促す。しかし、シャイロックは譲らないため、ポーシャは肉を切り取っても良いという判決を下す。シャイロックは喜んで肉を切り取ろうとするがポーシャは続ける、「肉は切り取っても良いが、契約書にない血を1滴でも流せば、契約違反として全財産を没収する」。
→磔・和田ｗｗｗ！ちょっとエロいｗｗｗ ポーシャの男装シーン（※碓井君的には本来の性別に戻ったｗ）はたぶん碓井くんが最も気合を入れて演じていたシーンなのが伝わってきた、んだけど観客が求めてるのはそういうんじゃないよ・・・と思った。上手くいえないけど。恐らく観客が楽しみにしていたのは碓井君の女としての演技だから、このシーンでも女が無理をして愛する人のために男装までしてるって言う設定を生かしてほしかったと思うんだ・・・それをあんなに活き活きと演じやがってｗｗｗ法典からアントーニオ守るための文章見つけ出すシーンとか完全に男だろｗ！！
仕方なく肉を切り取る事を諦めたシャイロックは、それならばと金を要求するが一度金を受け取る事を拒否していた事から認められず、しかも、アントーニオの命を奪おうとした罪により財産は没収となる。アントーニオはクリスチャンとしての慈悲を見せ、シャイロックの財産没収を免ずる事、財産の半分をシャイロックの娘ジェシカに与える事を求める。そして、本来死刑になるべきシャイロックは、刑を免除される代わりにキリスト教に改宗させられる事になる。
→ポーシャがシャイロックに容赦なさすぎで怖かった！あと三上の流れるような下ネタと罵倒がすごかったｗｗｗ
バサーニオはポーシャの変装に気付かずにお礼をしたいと申し出る。バサーニオを困らせようと結婚指輪を要求するポーシャにバサーニオは初めは拒んだが結局指輪を渡してしまう。
ベルモンテに戻ったバサーニオは指輪を失った事をポーシャに責められる。謝罪し許しを請うバサーニオにポーシャはあの指輪を見せる。驚くバサーニオにポーシャは全てを告白する。また、アントーニオの船も難破せず無事であった事がわかり、大団円を迎える。
→和田の去り方の後味の悪さ・・・いくら現代の服を着ていても、大学の舞台という設定の装置でも、ヴェニスの商人の裏のテーマである民族・宗教問題を投げかけて終わらせるところが流石。これが。ネリッサがやはり一番面白かったｗｗ！アフタートークショーの松岡さんが奇抜すぎるファッションｗｗｗ
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