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―昭和50年12月22日付けデーリー東北新聞より― 八戸で小学生(11歳)が殺人白昼のアパートで29歳のOLを刺し逃げる。 2本の包丁を使って全身をメッタ切り。 21日昼過ぎ、八戸市小中野町のアパートで、1人住まいの女性がステンレス製の包丁で全身メッタ切りにされ、病院に運ばれる途中死亡するという事件が発生した。 目撃者の証言から八戸署では、女性の後から飛び出していった小学生(5年)が犯人と見て捜査しているが、小学生は行方をくらましている。 この為、犯行の動機などはわかっていない。 歳末の日曜日、しかも白昼住宅の密集するアパートで、小学生が殺人事件を起こした事については、市民は大きなショックを受けている。 同日午後1時23分頃、同市小中野町新堀:角アパート、会社事務員:沢口ツヤ子さん(29)が『早く病院に連れていってください』と叫びながら、血ダルマになって自宅から飛び出してきたのを、同アパートの無職:佐藤トメさん(63)と隣のアパートの無職:工藤シゲさん(40)が見つけた。 このため工藤さんが
沢
口さんを抱え、近所の河村
医院
に運ぼうとしたが、約80米歩いたところの理髪業:中村光利さん(37)前で力尽き倒れた。 沢口さんは首の右側に3箇所、背中の右側にも1箇所、さらに手などにも数箇所刃物による傷を負っており、中村さんの妻未夜子(37)が近所の医者を連れてきた時には、既に出血多量で死んでいた。 沢口さんが自宅から飛び出してくるのを見つけた佐藤さんは…『「助けて…」という叫び声がしたので外に出て見たら、沢口さんが血ダルマになり、前かがみになって立っていた…そのすぐあとに顔見知りの小学生が、沢口さん方から走って出ていった…その際、刃物を捨てていった…』と話し、工藤さんも『家の中で掃除をしていたら、「助けて…」という声がしたので外に出てみたら、沢口さんが「病院に…」と言って、かき根を飛び越えてきた』と事件直後の様子を話していた。 この為、通報を受けた八戸署では、佐藤さんが見たという小学生A(11)が犯人と見て捜査を始めたが、まったく行方が知れず、22日午前1時現在まだ見つかっていない。
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