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『大岩の家』…これは私が子供の頃、父から聞いた話です。 この家は当時から家主の出入りが激しく、見る度に店舗が変わっていたのを私も覚えています。 空き家になったり、又人が入るとすぐ出てしまう…。 この家の前を通った時の事です。 私が『又店変わってる。』と言うと…普段心霊のことなど言わないような父が…『この家は出るからなぁ…家の中には御札が貼ってあって、それでもラップ音とか、天井の裏を誰かが歩く足音…物が勝手に動くポルターガイスト現象とか、天井には手形とかあるらしい。』っと言っていた…。 なぜ知っているかと聞くと…父の知人が大家だったと言っていた…。 父の話だと家での怪現象の原因は…家の横の大岩だと言っていた…。 昔大岩と山の岩肌(崖)との間で人が落ちて死んだらしい。(自殺?) きっと『ソレ』が出てるんだと言っていました。 普段心霊など一切口にしない父の話のため信憑性があります。 子供心に恐ろしかったのを今でも覚えています
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