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それは、そこが廃屋になってから時が経つにつれ、いつの間にか通称『幽霊マンション』と呼 ばれるようになった所以である。 地元の中高生等の間で、心霊スポットとして名を上げ、いつの日からか様々な雑誌で取り上げられるまでになった。 情報を聞きつけた我々は、早速調査にのりだした。 下校途中の地元中学生男子3名、A君、B君、C君に話を聞いてみた。 話では東京時計工場より、その下にある社員寮『幽霊マンションの方が心霊スポットとして有名である』との事。 詳しく心霊現象の内容を聞いてみると・・・『昔そこに住んでいた看護婦見習いの女性が、何らかの事情により、自殺した。その霊が今でも彷徨い歩き、そこを訪れた訪問者等を睨みつける』と言う事であった。 話を聞いた後、我々はその中学生3名と調査員2名の計5名で、現場『幽霊マンション』に踏み込む事にした。 中学生の先導のおかげで暗闇の中、殆んど何も見えない状態の道の中をひたすら前へと進んで行く事が出来た。 どんどん先へ進んで行く中学生に置いて行かれない様に、ひたすら前へと進む我
々の前に姿を現したのは、常識からは想像もつかないほどに変わり果てたアパート。 まるで手招きでもしているかのようにひっそりとたたずんでいた。
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