一期一会に塗り尽くす!
 
いちあおのみんながスプラトゥーンをやったら、というネタ。


*──*──*


プレイヤー:テラ

テラ「テメーそこにいるのはわかってんだよ!(ばしゅっ)」
マオ「おぉーイカニンジャ装備の人撃ち抜いた! さっすがテラさん!」
マキ「つーかさっきからソイツばっか狙ってねぇか」
テラ「あのヤロウな、さっきオレに煽りイカしやがったからあと5、6キルぐらいした後に煽り返してやろうと思って」
マオ「うわ、何倍返しするつもりなのよそれ……」
マキ「相手も大概だが焔の煽り耐性の無さに草生えるわ」


テラのブキはチャージャー系メインで連射したいが為にメイン効率ギアをガン積み。持ち前の直感で潜伏中の相手にも直撃させられる腕もあるがエイムが合う時と合わない時の差が大きくメインウェポンよりサブのボムでキルを取る事も多い。またチャージャーに飽きた時はダイナモローラーを所謂ゾンビギアで使用する。


*──*──*


プレイヤー:マキ

マキ「(カチカチ)あ、やべぇインク切れた」
エン「プライムはメインの効率あんまり良くないですからね」
マキ「まぁ今はアロメ統一してるからすぐ回復するけどな(とぷんっ)」
ユキ「マキさんのその装備のサブギア、全部回復力アップでよく揃えましたね……どれだけサザエとお金溶かしたんだろう」
マキ「数えると気が遠くなるぞ遠矢」


マキはプライムシューターコラボがメインブキで長射程を利用して基本的に安全圏から撃っていくスタイル。ギア構成は回復力アップかメイン効率アップどちらかをガン積み。サブとして時々ジェットスイーパーやH3リールガンを使う事も。どちらにせよ鬼エイムを発揮して狙った相手は逃がさない。


*──*──*


プレイヤー:ユキ

ユキ「僕はやっぱりこのブキが使いやすいかなぁ」
ハル「スプラシューターコラボはオールマイティなブキですよね」
ユキ「構成がバランス良くて見た目も可愛いしね」
エン「あ、でも今の時間帯にキンメダイ美術館あるよ」
ユキ「あー……あそこでのスシコラは結構苦手だから96ガロンにでも変えようかな」
ハル「また回るスプリンクラーとか道塞ぎシールドとかやるんですか」
エン「ユキは壊しにくい位置にスプリンクラー投げるのやたら上手いよね……」


ユキはスプラシューターコラボとガロン系をメインブキに一般的なセオリー通りに立ち回る事が多い。しかしサブウェポンの使い方にも定評があり死角にキューバンボムを置いたり零距離でチェイスボムを直撃させたりは勿論、攻撃ギアを積んだスプリンクラーや突然のシールドギロチンでやられた敵も数知れない。


*──*──*


プレイヤー:エン

エン「……よし、今回も塗り一位だ」
テラ「稼げる赤ZAPにショッツル鉱山の組み合わせとは言え2000越えすんのかよ」
マイ「いっつもぶっちぎりで塗りポイント一位だよね、しぃ君は」
テラ「つーかあの狭いBバスでも余裕で1000越えするんだからもう塗り職人の域入ってんな」
エン「だってこれはたくさん塗るゲームですからね!」
マイ「あらあらいい笑顔」


エンのメインブキはNーZAP89やプロモデラー系、シャープマーカー等の塗り性能の高い物。他と違いギアにはあまり拘らず、ヒト移動速度やメインかサブ効率、SP増加量のアップ等ブキの性能を底上げするような構成で戦闘を避けつつとことん塗りまくるスタイル。例え負けても一試合で1000ポイント以上は塗らないと気が済まない派。


*──*──*

プレイヤー:マオ

マオ「ひゃっほぉぉぉ一番乗りぃ!」
ユキ「相変わらず前線に行くの早いね」
マオ「あ、やばリッターこっち見てr(どぱんっ)」
アオ「……で、死ぬのも早いと」
マオ「あうぅ悔しい……あのリッター後で絶対トルネードでキルってやる……!」
アオ「それ、かなり難易度高いと思うが……」
ユキ「走ってるパブロを撃ち抜くリッターに正面突破も難しいだろうけどね」
マオ「あのリッターはスコープ付きだったからワンチャンあるよ!」


マオのメインはパブロで連打力に定評がある。近接戦に強いが射程で負けるブキ相手には上手く立ち回れない事が多い。ギア構成はスペシャル増加量アップを多めに採用してトルネードを打ちまくるスタイルであり、そのおかげか塗りポイントもそれなりに高いのが特徴。


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プレイヤー:ハル

ハル「うわ、物陰から奇襲なんて危ないですよ死んじゃいます!(ばきんっ)」
エン「と、言いつつ返り討ちしてるじゃないの。ロングの方であれだけ近付かれても直撃させるのは流石だね」
ハル「いえいえまぐれですよー。まぐれブラスターです」
アオ「……7キルの内5回を全部まぐれで直撃させられてたまるか……」
ハル「アオさん何か言いました?」
アオ「……何でもないっす」


ハルはブラスターメインにキル取りを中心に立ち回り塗りは最低限に+α程度でギアはメインとサブ効率を高める構成。高いエイム力でほとんどを直撃で仕留める事に定評がある。ホットブラスターかロングブラスター系列を好み、射程が短いノヴァや一撃でキル出来ないラピッド系は少々取り回しづらいとの事。


*──*──*

プレイヤー:アオ

アオ「…………」
マオ「あ、敵戻って来たわよ!」
アオ「……問題無い(きゅぴーん)」
マオ「わぉー、バリアで見事に返り討ち……自陣に侵入されてる事も無いみたいだしほぼ完封勝ちね」
テラ「自軍の色ばっかになってここ敵陣だって事忘れるレベルだな」
アオ「あとは何回かリスキルすれば……」
テラ「えげつねぇ事するじゃねーか」


アオはスペシャル増加量を詰め込んだギア構成のわかばシューターを使い、バリアを駆使して敵陣に深く切り込むスタイルが得意。特攻にも見えるが引き際を見極めなるべくデスしない立ち回りをする事で動くビーコンともなる。相手が通るだろう足場を事ある毎に塗り固めておいたり背後へボムを投げたりで敵の逃げ場を奪うえげつないやり方が多い。


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プレイヤー:マイ

マイ「お、スペシャル溜まった(ぴこーんっ) これでサポート出来てたらいいんだけど」
暁美「前線には出ないのか」
マイ「あ、姉さんやっほー。私は撃ち合うのってあんまり得意じゃないから……でもこのギア見てー」
暁美「……スペシャル増加量ばかりだな」
マイ「おかげでかなりセンサー発動出来てるよ」
暁美「それはまた……マーキングガード持ちでも厄介だろうな」
マイ「ヘイトは前線のダイナモさんが集めてくれてるから、私は思う存分影の司令塔的な立ち位置を満喫してるよえっへっへ」
暁美「影の司令塔というか黒幕の間違いじゃないか、それは」


マイのメインブキはNーZAP85でほとんど無駄の無い動きが特徴。スペシャル増加量アップを多く付けてスーパーセンサーを試合中に何度も発動させるスタイル。前線にはあまり出ずスペシャルを溜める兼自陣塗りや後方からのボム投擲で味方を援護する。



 
*──*──*



「……お、姉貴もプレイするのか」

「お前達のプレイを見ていたら興味を持ってな」

「じゃあオレのサブアカに変えるか。ブキは何にするー?」

「そうだな……ん、このブキは見た事無いんだが」

「あぁ、それはつい最近アプデで追加されたやつだよ。ハイドラントとカスタムな」

「じゃあそれで」

「おkおk、だったらこれに合うギアは…………は?」

「なるほど、溜めと射程がかなり長くメインの効率もあまり良くない……大分癖のあるブキなんだな」

「ちょ、待って姉貴、初っぱなハイドラは流石に立ち回りにくいだろ、他のブキに、」

「いや、私はこれで行く。試し撃ちで大体の使用感もわかったからな」

「まじかよ……」


+++


「初ハイドラで5キル0デス……だと……」

「勝てたが思ったより塗りポイントは稼げなかったな。射程と塗り性能が反比例しているのか。だとしたら……(ぶつぶつ)」

「まじハイスペック姉貴ィ……」



暁美姐さんは普段はやらないけどゲームのプレイスキルも割りと高かったりしたら面白いかなっていうだけ。



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