星の民は機械の夢を見るか?
タイトルに意味は特に無いです。ぱっと思いついたものですが何かの作品名にありそう。でも被っていても関わりは無いので悪しからず。
こちらは4月28日に発売された『星のカービィ ロボボプラネット』(以下ロボプラ)のプレイ記や感想となります。既に100%クリア済みであり終盤の展開やラスボス系統のネタバレを含むので、これからプレイする方やまだ終盤までプレイしていない方は読むのを遠慮した方が良いかと思われます。
既に全部クリア済みや途中だけどネタバレは気にしない方、もしくはロボプラ?何のこっちゃ?という方(…は楽しめるかどうか…)のみお進みください。
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*第一印象
3DSで再びカービィの新作が出ると知った時は勿論喜びましたが、アナウンスされた「機械化されたポップスター」「ロボットに乗って戦うカービィ」といった情報には当時「ん?」となりました。
今までの作品の中で機械的なステージやキャラクターは部分的に登場していました(例のこうじょうけんがくやエッガーエンジンズを思い起こされます)が、ゲームの世界観丸ごと機械!というのは初めてでした。メインタイトル系列で前作に当たる「トリプルデラックス」(以下トリデラ)がカービィシリーズ自体の世界観とマッチしたファンタジーな雰囲気だった事もあってかなりギャップがあるなーと。
そして恥ずかしながら私はロボット系統やSF物に疎く趣味の範囲にも入れてないヤツなので、正直最初は「ロボ物はちょっと……」という感想でした。
しかし、後に紹介PVを見た時の私の感想は「あ、やっぱこれカービィだわw」でした(笑)
ここで既に購入はほぼ確定したと言って良いでしょう。食わず嫌いはやはりダメですね。
*購入
……で、調子に乗ってamiiboとのセット買いやがりましたが私は満足しています。ワドルディのamiiboが可愛いのなんの。
ロボプラ仕様の物だけでなく他作品のamiiboにも対応しているのが素晴らしいです。ただ我が家にいるamiibo達の関係上ソード(剣士キャラ)とポイズン(スプラキャラ)が被りまくってますが。
*プレイ記
・オープニング
CMにもあったように突然機械化の侵略を受けるポップスターの様子。印象的なのはチェスをたしなむデデデ大王様。今までの作品を経てどんどんスペックが高くなっていらっしゃるようで。勿論機械化侵略にも抵抗してましたがそれもむなしく城は崩壊。またメタナイトも戦艦ハルバードを駆る(この場面でメタ逆BGMのフレーズ挿入で鳥肌)もまさかの速攻撃墜……やはりハルバードは落とされる運命にあるのでしょうかね……
一方お昼寝から目覚めたカービィが目にしたのは既に機械化されたプププランド。トリデラに続き様変わりした風景にまたか…と思った……かどうかはわかりませんがカービィもおもむろに走り出し、冒険が始まったのでした。
・エリア1「プレイン プロプトン」
最初はもはやお馴染みとなった草原ステージ。とはいえ機械化侵略を受けた事を物語るかのように金属のパイプやカプセルに覆われた樹木が目立っています。このパイプが地味にカービィの進行の邪魔になった印象を受けました。パイプに引っ掛かり敵にぶつかる事が何度あったか(自分のプレイスキルは横に置いといて)……許すまじ機械化。
また、これもお馴染みの敵であるワドルディやブロントバードもヘルメットや金属のゴーグル(?)を装着し少々不気味な雰囲気を感じます。
道中で中ボスのように登場したロボット、インベードアーマーを倒しカービィが乗り込む事で今回の目玉要素であるロボボアーマー状態になりました。機体の色がカービィカラーでさながらカービィがロボット化したかのよう。どうやら乗る者によって性能が変わるらしくカービィの持ち味であるコピー能力もしっかり持っています。私のお気に入りはスパークとジェットです。スパークは溜め攻撃の高火力が魅力的でコピーのしやすさ(何故か今回スパーク持ちの敵が気持ち多めな印象)もあってよくコピーしてました。ジェットはまた後述。
そしてこのエリアのボスは道中にも登場した、なんと機械化されてしまったウィスピーウッズでした。トリデラにも(厳密には違うものの)アクティブに動き回るようになった奴がいましたが、こちらのウィスピーボーグはそれを上回る動きでした。機械らしくドリルやら爆弾やら……
また64時代を彷彿とさせる円形ステージまで飛び出す始末。一面のボスから演出が豪華でこの後がどうなるか見物ですね。
ちなみにこのエリアの何処かにシリーズ恒例となったHAL部屋がありました。手順は一旦奥まで進んでから後戻りするパターン。私は攻略サイトでヒントを得た口であり毎度思いますがこのパターンのHAL部屋を見つける方は凄いと思います。初見じゃこんなのわかんない……いや、慣れればそうでもないのかしら……
・エリア2「ラスタード ロード」
次は人工的な建物が目立つ街中のような雰囲気のステージです。これもまた従来の世界観とのギャップがあります。自動車を乗りこなすワドルディが可愛いです。こいつに何度轢かれたかわかりませんが…(笑)
そしてロボボの方はジェットモードがお目見え。なんとコピー(スキャン)した時点で飛行形態となり横スクロールシューティングゲームに移行しました。やきいもシューティングからこれも伝統的だし道中のBGMも個人的良曲で感動しまくりでした。
またトリデラのあのステージを思い出すカジノのようなステージやwiiの良曲の一つのスカイタワーアレンジの流れるステージもあります。
エリアボスは64のピクスを彷彿とさせる、ホログラフ防衛システムズ。名前や説明文通りに過去のボス敵のホログラフを投影して戦わせて来ます。まさかのローパーズやガラーガが出て来るとは思わなかった……
・エリア3「オクターン オーシャン」
またまたカービィシリーズ恒例の海ステージ。
ここでロボボのホイールモードが登場します。見た目はバギーみたいな車で本家ホイールみたく疾走しながら進みます。個人的ツボは扉に入る時のターン。奥と手前を行ったり来たりしながら敵を吹っ飛ばしつつ進むのが爽快感抜群です。後々のステッカー集めにお世話になった所でもあります。
このエリアで面白かったのは、アイスクリーム工場のようなステージですね。床がツルツル滑るアイスキャンディーで奥からは巨大なソフトクリームが製造された直後に倒れてくるギミック……食いしん坊なカービィでもさすがに食べきれない(というかお腹壊しそう)ようでぶつかると割と痛いダメージ量でした。ビッグバンカービィなら吸い込めそう。
ちなみにこのエリアのEXステージの一部で懐かしきウエライドの水BGMが流れ、まさかの選曲に驚きと共に感動しました(そういえば、よく考えてみたらその後のフロアのBGMで表音楽と裏音楽のセットになるじゃないか…)。
エリアボスは、今回侵略して来た宇宙企業「ハルトマンワークスカンパニー」の社長秘書を名乗るスージーちゃん。パッケージにもいるあの女の子です。礼儀正しい態度でありながらも言ってる事は機械化侵略を進めるに当たってカービィ達住民は邪魔だとのたまう。これにはカービィも何だとコラ、となりますよね。まぁぶっちゃけ協力キャラだと思っていたので敵対されて少々びっくりしました。カービィシリーズの女の子キャラは協力的なイメージを持っていた事もあります。
ボスとしてはなかなか面倒だった覚えがあります。同じく円形ステージを形成するしカービィとは反対の位置に移動するし……よく喋る所は可愛いと思えますが。
・エリア4「ギガント グラウンド」
今度は砂漠地帯のエリアになりますが、機械化の要素が加わりスチームパンク風で良い味わいがあります。
ステージギミックもこのあたりからだんだんとカービィに割と大きなダメージを与えてくるものが増えてきたなぁ…といった感じです。64やトリデラで猛威を振るった(?)ピコピコハンマーが殺意マシマシです。
まぁしゃがめば避けられるんですけどね。
ちなみに今回から手前だけでなく画面奥にも吹っ飛ぶようになりました。悲鳴をあげながら星になる様はスマブラを思い起こします。
エリアボスはなんとスージーちゃんに全身改造され見るも無惨な姿になってしまったメタナイト、通称メタナイトボーグでした。これ絶対略称はメタボじゃん…
メタナイトがまさかのボスで、お前何で捕まってるんだよ!と思いながら戦いました。が、メタナイトは元々速さがウリの剣一本で戦うストイックさが持ち味な為に、ブースターやミサイル等がごてごてと取り付けられた状態では自慢の速さが失われ隙も大きくなってしまってる印象がありました。機械化で強くなるのか、と言われたら実はそうでもない一例を表している事が伺えます。
カービィは中身がメタナイトだという事を知っていながらもボコボコにぶちのめし、画面奥の穴へまっ逆さまに落っこち恐らくスクラップと化した彼をじっと見つめた後に悠々とカービィダンスを踊り出したのでした。やはりカービィ、恐ろしい子……!
・エリア5「リポジトリム リズム」
恐らくポップスター最後となるエリアはまたもや都会の街並み。しかしエリア2と違うのはこちらは夜に輝くネオンが特徴の夜景ステージ。ギミックもどこかエリア2に似た部分を持ちつつも新しい要素が織り混ぜてあり、また夜となった事で街並みや背景等も前のステージとは違った雰囲気で楽しめます。
ここまで来るとキューブやレアステッカーもシビアな場所に隠れていて何周かした覚えがあります。画面外の半開きの小窓なんて気付くか普通……orz
そしてここのボスはまたまたスージーちゃんの仕業で差し向けられたデデデ大王……の、クローンでした。大王の細胞を採取し作り出したとの事ですが、いつ採取したのやら(だって今でも城の瓦礫の下敷きになってるだろうし……)。
戦った感想としては本人だったメタナイトとは比べ物にならないくらい強かったです。まぁ改造で逆に弱体化していたという点がメタナイトにはあったから比較するのもアレな気がしますが。最初の1対1の状態は慣れた身としてはそこそこでしたが、まさか分裂して数の暴力のお返しされるとかマシンに乗り出すとか終盤BGMに逆襲シリーズのエンディングアレンジが入るとかで色々と震えるボス戦でした。
・エリア6「アクシス アークス」
さて、ポップスターに突き刺さった敵の基地を全て破壊し中央のなんか丸いヤツを地上に落とす事が出来たため、とうとう本拠地へ殴り込みです。敵の親玉をぶっ飛ばして差し上げましょう!と言わんばかりにカービィも気合いを入れてワープスターで乗り込んで行きます。
機械化を押し進める相手の本拠地なだけあり、ステージは今までのどこよりメカメカしくなっています。ギミックの殺意やキューブの配置もなかなかえげつないです。
そしてこのエリアになんとHAL部屋が二つあります。隠し通路なパターンと待つパターン。私は初見プレイで前者の隠し通路の方は見つけたのですが、開けた所に1UPが置いてあった事でその為の部屋だとすっかり思い込みHAL部屋への穴に気付かず引き返し先に進んでしまう大きなポカをやらかしました。初見プレイで一つでもHAL部屋を見つけたかった……後々ネットでヒントを調べて「ここかよ!!」と、かなり悔しい思いをしました。言い訳ですが仮に1UPが無ければもう少しよく見て怪しい穴を見つけられたかもしれないのに、惜しい事をしたものです。
そういえばエリア1のHAL部屋も途中に1UPが3つ並んでいましたし今回はミスリードっぽいちょっと意地悪な部分が見られました。
エリアボスはハルトマンワークスカンパニーの中枢にて再び登場、スージーちゃんにさらに改造されたというメタナイトボーグ改。カラーリングだけだけ変わって他はどこか変化したのだろうかという疑問は秘めておき。いい加減メタナイトも正気に戻しましょう……と戦ったはいいのだけど体力半分でアームが伸び(構え方がボルグ・カムランっぽいげふんげふん)、行動パターンはそれなりに大きく増えたもののやはりメタナイトは生身の方が強いかなーという結論に至りました。私メタボに厳しくね…?
メタボさんを再び倒し、恒例の仮面真っ二つを見ましたが恐らくここで正気に戻ったのでしょうかね。脱兎の如く出て行きましたがよくあの重装備で飛べるものです。そういえばメタナイトの素の瞳の色は白っぽいイメージだったんですがはっきり黄色になってました。やはり黄色なのか…
そしてメタボ改も倒されたスージーちゃんの素が垣間見える「えぇ? ウッソ〜…」がちょっと可愛い。そのまま彼女がリモコンを取り出しリベンジ戦と行くのかと思いきや、ここで社長であるハルトマン氏が登場。このエリアの道中に像やら絵画やらで見ていたので「あぁ、まぁそういう格好だよね」という感想のみでした。自己主張激しいよこの社長…デデデ大王と良い勝負じゃないかなコレ。
何度もカービィの阻止を失敗し続けていたスージーちゃんを社長はプロジェクトから降ろしてしまい、自らがカービィを排除しようとスージーちゃんの使っていた物と似たようなマシンに乗り込み向かって来ました。ただ全身金ピカでしたが……悪趣味な金色だな(ぼそっ)
戦い方も彼女と似ていて円形ステージや横スクロールが切り替わり割と苦戦した覚えがあります。それと社長もなかなか喋るキャラクターの模様。スーパーキチガイ箱ビームもとい、リストラ・ショック(どちらもネーミング酷い)時の笑い声が印象的。なかなか良い声してます。
倒すとカービィを品の無い野蛮人と連呼し、戦う前に見せられた星の夢を使ってプププランドの住民を根絶やしにする、と。
しかしここで去ったはずのスージーちゃんが登場、社長が持ってきた制御マシンを奪い取り、星の夢の持つプログラムデータを奪い他の企業へ売り付けようと語ります。気絶する社長を余所に彼女が制御マシンを被る……と思いきや星の夢から稲妻が発射されスージーちゃんに直撃、マシンを手放してしまいます。スクラップになるメタナイトには冷たいカービィも倒れたスージーちゃんには駆け寄り気にする様子。
と、星の夢の様子がおかしい。意識を無くしたハルトマン氏を介して喋り出しました。彼を通じて生命体の全てを知ったとかさすがに無理があるだろうという話から始まり、社長の願いであるカンパニーの繁栄にか弱い生命体は不要とこれまた本末転倒な判断を下した星の夢は全生命体の根絶に宇宙へ飛び立って行ってしまいました。
・エリア7「マインドコントロールド バイ ア プログラム」
起き上がったスージーちゃんは自嘲しながらリモコンを操作しインベードアーマーを一体持って来ました。星の夢を奪い社長の目を覚まさせたい、と意味ありげな理由を明かしあんなマシンに滅ぼされちゃたまんない、コレで星の夢をぶっ壊しちゃってよね!とカービィへインベードアーマーを差し出します。勿論、と言わんばかりに乗り込みインベードアーマーをロボボアーマーに作り替えるカービィ。このシーンからカービィがロボボを使って戦っていた事をスージーちゃんは把握していたようですね。
と、ここで外を見やるとオープニングで撃墜されていたハルバードとメタナイトが登場。カービィが冒険している間にクルーが修理し、先程正気に戻ったメタナイトの帰還と共に発進したのでしょうか。
アイコンタクトを送るメタナイト。カービィも頷きロボボで窓を割り飛び出して行った直後、なんとハルバードを丸ごとスキャンしてしまったのでした。あれ明らかに意思の疎通出来てないと思うんですよ。
私の解釈に過ぎないのですが、捕まっていたせいでカービィの冒険の内容をほとんど知らないであろうメタナイトは恐らく「アイツを追うぞ。乗れ、カービィ!」と言いたかった。しかしカービィは今ロボボに乗っている事と巨大な星の夢に対抗出来そうなハルバードが現れた事を考えてアイコンタクトをメタナイトからのスキャン了承、お前なら出来る!といったものだと曲解し「わかった、ハルバードをちょっと借りるよ!」となってしまった展開と考えてます。
最終決戦艦ハルバードモードとなったロボボ。ピンクと赤のカービィカラーに加え船首にはロボボの顔、そしてムービーにて強調されるステッカー(私はその時工具マークとハイドラを付けてました)にきゅぴーん!と光るロボボの目と、唐突な予想外の展開にそれぞれ驚けばいいのか感動すればいいのか笑えばいいのか迷って複雑な顔になりました。メタナイトもいきなり自分の戦艦がピンク色に塗り替えられてどんな気持ちだっただろうか…
さすがにスージーちゃんも予想外だったのでしょう、ロボボバードの登場に息をのむ声がムービー中微かに聞こえます。そして今までピンクの原住民と上からだった呼び方から星のカービィ、と呼び名を改め、カービィに期待を込めるシーンが切なさを誘います。
そして舞台は宇宙へ。
シューティングはカービィシリーズのお約束ですが、自機がハルバードで視点も某星狐のような奥行きのあるパターンという初めてだらけの操作感覚で慣れるまでが大変でした。
また、ハルバードモードの機能として破壊した物を取り込む「キャプチャーすいこみ」と、取り込んだ物のエネルギーを撃ち出す「プラネットバスター」というウェポンがありますが、これもカービィの代名詞である「吸い込み」と「吐き出し」だという事に気付き鳥肌ものでした。どんな形態になっても本質は変わらない所が大好きです。
カンパニーの中枢にいた時と現在戦っている時の星の夢の大きさが矛盾しているような気持ちは横に置いといて、召喚されるミサイルやらインベードアーマーやらでけぇICキューブやら隕石やらを壊し、一度星の夢を落としたかに思えたがそう簡単にいかないのがラスボス戦。なんとあのアクシスアークスと合体し再び襲いかかってきました。まるで一つの新しい星のような規模。一定ダメージを与えると装甲(?)が一部分ずつ割れてこちらに飛んでくるんですが、これが地味に痛い。
そして星の夢の装甲を全て剥がした時、目の前に現れた顔。
まん丸な青い目に猫のような口元、銀色だし周りに雑多な物はありませんでしたがどう見てもスパデラの「銀河にねがいを」に出てきた大彗星ギャラクティック・ノヴァです。画面全体を覆うまでに接近し、一周回って気持ち悪いと思える程澄んだ瞳に映るロボボバードが印象的。
今度は第三形態となり完全に殺しにかかって来ます。事ある毎に数字を飛ばしてくる攻撃、だんだん数字が減っていきますが文字通りカウントダウンであり1までの時点で倒さないと激しい広範囲攻撃で倒される(回避不可能というわけでもないらしい)という、実質制限時間ありのラストバトル。操作は慣れたもののかなりプレッシャーがかかり、初見プレイ時は間に合わず一度その広範囲攻撃でやられました。再開はアクシスアークスと合体した第二形態から。さすがに最初からにはならない親切設計。
第三形態を撃ち倒し、これでおしまい……でもなくまだ息のある(相手は機械だけど)星の夢が撃ったビームに当たりロボボバードがあわや墜落の危機に。また落ちるのか、と心配しましたがここでメタナイトが登場、ロボボ顔である船首をパージしました。ここのギャラクシアの使い方に突っ込みたい人は私だけですか。
飛び出したロボボはいつものスタイルに戻り(ハルバードの方も後方で元に戻ってました)、最後のトドメと数々のギミックを解いて来たロボボのドライバーを巨大ドリルに変化させて処刑用BGM(めっちゃカッコいい)と共に突撃します。この時ポーズ画面も開ける事には後で気付きました。
悪あがきにバリアを展開させる星の夢に引導を渡しカービィが完全に破壊、スパデラ経験者にはぐっとくる撃破画面が映されてラストバトルがようやく終わりました。
・エンディング
宇宙に漂う星の夢の残骸とカービィ。そこにロボボの手がぎこちなく伸び、疲れたのか意識を失ったカービィをそっと掴んでポップスターへ投げ帰します。機械に過ぎず感情など無いはずのそのロボボの目から溢れる涙は何を意味するのか。この反則過ぎるシーンで私の涙腺も崩壊しました。
そして星の夢が消えた事でポップスターを侵食していた機械たちは綺麗さっぱり消滅。
無事に戻れたらしい……というか近くで飛び立つ影から恐らくメタナイトが助けたのだろうカービィが目覚めると、そこには見慣れたプププランドの美しい自然が広がっているのでした。
一方、崩れたデデデ城では瓦礫の下から大王様やワドルディがひょっこりこんにちは。もしかして今までずっとそこにいた?トリデラでの優遇っぷりから一転しOPとEDにしか登場しなかったデデデ大王様って……(さめざめ)
あれから無事だったらしいスージーちゃんも元通りのポップスターを見届けた後にどこかへ飛び立って行きます。違う企業へ再就職するのでしょうか。このままプププランドに定住でも良いのではと思いましたが。
で、彼女はまぁわかるけれどメタナイトの乗るハルバードもどこかへ飛んで行きます。ハルバードを収納しに戻る様子でも無さそうなので何しに行こうとしているのやら。
とにもかくにもハルバードを見送ったカービィは心地よい風を感じながら今度は豊かな自然の中を颯爽と走り出すのでした。
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