日曜日記「日々。」13日目〜月曜日だけど
2016.04.11 Mon 06:57
どうしても書きたいことがあって、1日遅れだけど書かせてもらう。
昨日は私の好きな文字書きさん――彼の言葉を借りれば、マイフェイバリット文字書きさんの誕生日だった。
4月に入った頃に「今月誕生日なのかぁ」とカレンダーを見て思い出して、何か誕生日プレゼントをしようというのは考えていた。やっぱりお互い小説を書くし、彼を主人公にした小説にしようと、すぐに決めた。
ものすごく不安だった。会ったこともないし、会話といったらミニメとか掲示板のお互いのスレに書き込むくらいしか、してこなかったから。私の想像だけで彼を作り上げてしまっていいのだろうか……とずっと思ってた。
でもなんだろうね、書き終わった瞬間、喜んでくれるって絶対的な自信があって、迷いなくそれを渡すことに決めたんだ。
やっぱりどこか腑に落ちない、荒削りな短編になってしまったのは、今でも少し心残りだ。だけど、結果として彼は喜んでくれた。私が思ってる何千倍も。
私の心を動かすには、それで十分だった。お礼のDMをいただいて、彼のサイトにあった日記を読んだ時、びっくりするほど自然に泣いている自分がいた。
小説というのは読んでくれる人がいて初めて成り立つもので、なんなら彼が読まずにいたら、私の小説は死んでいたわけだ。まぁ、彼に限ってそれは絶対に無いという信頼はあったけど。
読んでくれる人がいるってのは、文字書きとして一番誇るべきことだと思う。読み手がいないと小説は死ぬ。逆に、読み手がいれば小説は生きていられる。彼へのプレゼントにも似たようなことを書いたけど、私はそう思ってる。
今回はパスワードやらなんやらで、彼しか見ることのできない設定にしてあるから、彼が唯一の読み手になる。だから、その日言いたいことを全部書かせてもらった。彼に覚えててもらえるような、できることなら心を動かせるようなものを書きたいと思った。だから、日記にも書いてあった読んでの反応は、私を全てが赦されたような気分にさせた。
女の子を泣かせてしまったのは、反省したいけど。ごめんよ。
久しぶりに真面目な話をした。朝起きて、改めて幸せだったと思ったから書いただけなんで、興味ない人は忘れてくれていいです。
ただ一つ言いたいのは、読んでくれる人がいる限り、私は小説を書き続けます。それしか私には誇れることがありません。
誕生日おめでとう。
※2021/5/24 校閲
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