ライトノベルって凄くね?
2015.05.27 Wed 14:26
ライトノベルって凄いと思います。
何が凄いって、普段本を読まない人が本を読む、いいきっかけになると思うんです。
本は読まないけど漫画は読む人って、きっとたくさんいますよね。どうしても小説というと、教科書でやるような、ちょっと難しめなものを思い浮かべる人が多いからだと思います。でも、漫画は絵もあるし、ストーリーも面白い。だからサクッと読める。
時代は変わって、絵で読み進める漫画から、絵が動くアニメができました。初めは白黒だったのがいまはカラーに、どんどん物語はリアルな映像に近づいていっていると思いませんか? 勝手に進んでくれるアニメの方が、自分で読み進めなければならない漫画よりも客観的な視点で見れるからかもしれません。
今やアニメは日本の文化です。侍、着物、寿司、アニメ。日本といえばアニメ。日本のオタク文化は世界一。友達に勧められて、兄弟の影響で、アニメを見はじめるきっかけは、いくらでも考えられます。
さて、自ら見始めたとしても、たまたまだとしても、面白いアニメに人間は出会いました。一体原作は何だろう? やっぱり漫画? そう思って調べると、そう、ライトノベルだったりするわけです。
小説が苦手な人も、面白いストーリーだったし、と思い、少しは読んでみる気になるでしょう。するとたまたま通りかかった本屋で、店頭にあのアニメの原作ライトノベルが置いてあるではありませんか! いや、もしくは友達が持っているかも知れません。自分の身近なところにライトノベルがある。これもオタクジャパンならではでしょうか。とにかくその人は読み始めます。
アニメで見たストーリーが、文となって頭の中に入っていきます。アニメではカットされてたあんな場面、作画に隠れて気付けなかった主人公の心情。あれあれなんだ、小説って面白いじゃんか。
そう思った人たちは、見事にライトノベルの魅力にハマり、大衆小説、最後は苦手だったはずの純文学にまで面白味を感じるわけです。
流石にここまで綺麗な流れはないかもしれませんが、ライトノベルが人と本を繋ぐ架け橋になるといいなあ、なんで思ってます。
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