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※ローが保健医







次は古典かあ。古典嫌いだし先生嫌いだし、サボるしかないな!




休み時間が終わる直前に、保健室のドアを勢いよく開ける。


「センセー。お腹が痛いので休ませてくださーい」

「お前またサボりか。いい加減古典の単位ヤバいだろ」

「だって古典の先生嫌いなんだもん」

「社会に出たら嫌なやつなんて山ほどいるんだよ。そんなんじゃ将来やっていけねぇぞ」

「まだ子どもだからいいもーん」

「ったく。次の授業はサボらせねぇからな」


任せといてー!とおどけてみせたがローの言うことは間違ってない。わかってるけどもう少しだけ学校っていう小さな社会で守っていてよ。


いつもは変態で不健康で不真面目なくせにたまに核心をつくローが少し苦手で、でも実は頼りにしてたりする。



「ねえ、ロー」

「先生、な」

「あたしにも素敵な人って現れるのかな?」

「いきなりなんだよ。彼氏が欲しいなら出会い系にでも登録すればいいだろ」

「そうじゃなくて!あたしのことを愛してくれる人にちゃんと出会えるのかなって思って」

「さぁな。もしかしたらもう出会ってるかもしれねぇじゃねぇか」

「例えば?」





・・・俺とか?
(キモっ!寒気する!!)
(…よーし、体温計ってやるよ。脱げ)
(いやーっ!!!)



ありがとうございました!エネルギー源です!何かあれば一言お願いします。お返事はmemoにて。
 



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