新刊こんなの。
2013.04.21 Sun 16:05
すぱこみの新刊は、トリココのお初話にしました。去年のオンリーかな?で、発行しようとしてて、出せなかったのを引っ張り出してきました。
こんなのです。
トリコは、触れたくて触れたくて堪らなかったココの乳首に、ちゅう、と、吸い付いた。
左胸。心臓の直ぐ傍を。
「やっ…あっ…」
触れた途端、びくん、と震えたココが可愛くて、夢中になるトリコだ。
舌先で優しく撫でると、「あっ…」と、色のついた吐息に近い声をあげて、ココは身を捩る。
「気持ち良いか?ココ」
「まだ…まだ解らな…あぁっ…ん…」
言葉の途中で、ちゅくっと音を立てて乳首を吸うと、ココの唇から明らかな喘ぎが零れる。
「どうだ…?ココ」
「あっ…あ…」
答えられずに震えているココの耳に、トリコは興奮を押し殺した低い声で囁く。だって、見ろよ。ココの乳首…オレにしゃぶられて気持ち良いって、こんなヤラシイ色になってる。
そう言われて、ココはうつろな目で胸を見た。
普段意識したことなんかない自分の乳首が、トリコに弄られて鮮やかな桃色になっているのを見つけて、息を飲む。
「こんなにぷくっと膨らんで…ほら…。」
吐息に近い言葉と共に、摘まれた乳首をくりくりと転がされると、ココは痺れるような快楽に支配された。言葉を吹き込まれた耳も熱を持ったように熱くなっているのを感じて、ココはトリコに触れられたところから、自分の体が他のものに作り変えられて行くような錯覚を味わう。
「や…恥ずかし…トリコ…そ…な、こと…言うな…」
「だって…こんなにこりこりに硬くなっちゃって…こっち側もちゃんとしてやるからな」
トリコは指先でココの乳首を捏ね回しながら、残された片方にも吸い付いた。
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