キッスの日だあああ
2012.05.24 Thu 07:17
なんとか間に合ったと油断してたらなんか知らんけどチョン切れたのしか乗ってなかった。なんでなくなっちゃったのよおおお。
結局間に合わなかったし、恥ずかしくてちゅー書けんかった。キスの日なのにキッスしてない。ちょっとしかしてないだって恥ずかしいわ!少女漫画並みに甘くしようとしたら恥ずかしい。砂糖吐けちゃうわ。
ちなみにFE覚醒ヘンリーくんだぜえええ!相手はルフレ固定。たまには少女漫画みたいな女の子目指したけどこれまた難しい。あたしはもっとサバサバした女の子が好きだわ!\(^o^)/
さあ、どうぞ!
もじもじもじもじ。
何か言いたそうなルフレが可愛くて、真っ赤にしながら俯いてるのがもっと可愛くて。だから見てるだけじゃたりないから腕の中に閉じ込めた。ピクリと肩を震わすけれど、おとなしく腕の中に収まるルフレはなによりも可愛い。
世界一可愛い女の子。いつもは凛として冷静な判断で仲間を引っ張っていく軍師だけど、彼女だって普通の女の子。ただ自分よりも他人を優先にするから目を話せないんだよね。そんな理由がなくったって、毎日見てるけど。
「ヘンリーさん、苦しいですっ」
「あははーごめんねー?」
そう言っても離す気はないから力を緩めるだけにする。ふわふわと香る甘いにおいに顔を埋めて髪を撫でているとルフレの手が僕の腰をおずおずと掴んだ。こうするときは、何かを言いたいときで、言う決心をしたということ。だから少しだけ体を離してルフレの綺麗な瞳を見つめる。
記憶のない彼女に無垢というのは酷なのなかもしれない。その無垢な瞳に僕をうつすのはもっと酷なんだろうけど、もっと僕を見てほしい。もっとルフレを見ていたい。独占欲が強い僕はもっと酷いことをしたいけれど、ルフレを傷付けるのは嫌だから絶対にしない。
好きな子の言うことを守るのは普通でしょ?
「あのですね、我が儘……、なんですけど、」
「うん、なんでもきいちゃうよー」
本当は僕を見るだけで恥ずかしいんでしょ?
知ってるけど言わないのは僕がルフレにベタ惚れしてるから。それさえも愛しいなんてどうかしてる。
決めてから次の言葉までの距離が遠い。焦らされるのは好きじゃない。ちょっかいだしたくなるけど我慢して待ってあげる。
「今日、なんの日か知ってる?」
「ううんー?」
「あ、あああのですね、……っう。き、っキスの日って言うんですよ」
耳まで赤くなって恥ずかしさが頂点で達したらしく、両手で顔を隠してしまった。なんて爆弾発言をするんだろうか。キスの日?5月23日が?僕より何も知らない君が知ってるなんてずるいよね。
言いたいこととやってほしいことはわかっちゃった。だけどルフレの口からそのことばがききたい。僕の口元は凄く緩んでると思う。
「そうなんだー、じゃあどうしてほしいの?」
「ぶっ!だ、っ、だから!」
「だから?」
「あー……あ、の」
目を泳がせてから僕の耳元に近付いて呟く。その言葉に僕の耳が熱くなったのはないしょ。
というより、ここまでたくさん我慢したんだから少しぐらい羽目をはずしてもいいよね?
彼女の耳に息を吹きかけてキスをする。食んだりしたら凄く甘い。噛み千切ってしまいたい。それからおでこやほっぺにキスして、最後に唇にした。
「ルフレって大胆だよねー」
「違います!私は、ただ、」
――ヘンリーさんにしてほしくて
なんなんだろうこの可愛らしい生き物は。体の奥からドクドクしてたまらない。ああ、これを恋っていうんだね。
でもいいや。この思いを抑えるなんてできない。でも酷いことはしない。大切に、優しくする。
「すきだよ、ルフレ。すごく、すき」
指を絡めて、うっすらと開いた口に噛みつくようなキスをした。
――――――
ヘンリーって難しい。でも大好きだ。
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