青葉、蘭兄弟のこと
 2010.09.21 Tue 18:35
蘭青書いたらふつふつと滾り始めたので考察的なものを書き連ねてみます。





青葉と蘭は兄弟だけど、名字が違う、それはおそらく両親の離婚が原因で青葉は母方、蘭は父方にひきとられていった、ということは原作の内容で想像してみたことなんです。が。、
ということは青葉にも泉井姓を名乗っていた時期があったというわけで・・・。
ブルスクを作った時点ではもう両親が離婚していたのかどうかはわかりませんけど、2人の間には決定的な溝がありますそれについて2人の子供時代、家族として暮らしてたころを妄想しつつ考察してみようかと。



蘭は単細胞だからちっちゃいころから劣等生だったろうな、と思います。大人達が冷めた目線で見つめるなか、物心ついたときに生まれた弟に感化されて守ってやらなきゃ、とかお兄ちゃんらしいことを考えたり、愛着はあったと思うんです。
けど成長して現れ始めた弟の優秀さに、劣等生である自分と比べてコンプレックスを抱えたりして。
原作の描写からすると青葉はちっちゃいころから優等生で通ってたと思うし、世渡りのうまさはそこらへんで培われたものなのかなぁと。
劣等生のレッテルをはられてる蘭は青葉に愛着はもってても、自分にとって頑張って成果をあげても弟が常に上をいくから周りのひとは青葉のことばっかり褒めてるのが気に食わない、自分だって自分なりの精一杯で出来たんだから褒めてほしいと思っても、周りの人は愛想のいい青葉ばかりを可愛がる。
そんなわけだから蘭はだんだん青葉に愛着じゃなくって嫉妬やらねたみの感情を抱いてって、距離があいていくんではないかと。大人は基本的に優等生ないい子のほうが可愛がるから蘭は更に周りとの距離が開いてく、と。
蘭は青葉に対して嫉妬を抱いてるとしたら、青葉が蘭に対して抱いてる感情はきっと憐れみだとか、そういうたぐいのように感じます、青葉は要領のいい子だからちっちゃいころから大人の望むことを期待通りにこなせてたとおもうし、そのほうが干渉されないってことにも気がついてたんではないかと。
だからある程度成長したころには青葉は蘭に対してなんでこんなこともこなせないんだろうとか思ってて、ひとより明らかにおとってる兄を冷めた目で見ていたと思うんです。エリートにありがちな視線といいますか、青葉もまだ子供なことに自分で気がついてないくらいのころですかね
劣ってるって自分で気がついてる蘭は人一倍視線にこめられた感情に気がつくから、大人から向けられる視線よりも愛着を抱いてた青葉から向けられる冷めた感情のほうが堪えたと思うんです、裏切りにも等しかったと思うんです。
それをきっかけにして蘭は青葉に対して憎悪を抱いて、それを直接に向けられた青葉は世渡りのうまさと優等生としての立場を利用して蘭の感情から逃げ回る、だけどそれが余計にコンプレックスを刺激されて蘭は憎しみを深める





蘭と青葉ってそんな感じの関係なんではないかと、こんな感じの妄想にたどりつきました。
あくまで妄想なので、原作でどういった描写になるのかは今から楽しみなんですけども^^



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