小高い丘の頂き。

漆黒の鎧を身に纏った五十の騎馬隊。


先頭には圧倒的な存在感を放つ、精悍な騎馬。

周囲と比べ一回りも二回りも大きなその馬、
燃え盛る炎の様な深の毛並を靡かせる。

それに跨がる精悍な男、
眼に映るは敵の軍勢。


強かに振り降ろされた方天画戟を合図に
漆黒は一斉に崖を降る。

一匹の獣のように



深紅の馬に跨がる男が首に巻き付けている真っな布、
風に靡き不規則な動きを見せる。


それはまるで、
のようであった。




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